中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

はぴばすでとぅまいそん

2月10日は上の息子の誕生日。

エホビアン妻は常日頃から「誕生日は祝う必要がない」と息子たちに言っているようで、下の息子などは、「ねぇ、今度のがんばったで賞はいつもらえるの?」と聞いてきたりする。

それでも自分が誕生日を祝うことについては息子たちも楽しみにしている。まあプレゼントがあるというのが最も大きいのだと思うが、その日のご飯も少々豪華になるのが楽しみなのだろう。

今回上の息子にせがまれたのが「ケーキを作って」だった。

これまでちょっとしたお菓子を作ったことはあったが、いわゆるホールケーキは初めての製作になる。

最近はオーブンレンジの性能も上がってきて、スポンジケーキのレシピも載っているのでなんとかなると思い、「よっしゃ、作ろう!」と約束。

 

そして当日、昼ごはんの片付けを済ませてからケーキ製作開始。

レシピを理解していたつもりだったが、黄身と卵白を分離した直後、泡立てを見くびっていたことに気づいた。

電動撹拌機でもあれば問題なかったのだろうが、こちらの手持ちは手動の泡立て器。5分程度では卵白は泡立たない。

電気のなかった時代、お母さんたちはこんなに苦労してケーキを作っていたのだと思い知った。

卵白だけではない。砂糖を加えた卵黄も泡立てなければならない。これもマヨネーズのような状態とか書いてあるし、なかなかそうならないし、右腕が固まりそうになる。

 

それでもなんとかツノが立つまで泡立て、卵黄と卵白を混ぜた上で小麦粉をふるい、バターをまぜ、型に入れてオーブンへ投入!!

 

スポンジを焼いている合間に下の息子のお迎えに行き、いつもの園庭遊びはせずに帰宅すると、焼き上がり3分前・・・セーフ! 焼き上がり直後に取り出して冷まさないとスポンジがへこんでしまうそうなので、レシピ通りに高いところから落として、その後網に乗せた。

スポンジを冷ましている間に生クリームの泡立て。

これも手間がかかるというのは、すでに小学生の頃に知っていた。

母のお菓子作りを手伝った時、生クリームの泡立てを頼まれたのだが、泡立て器でひたすらかき混ぜてもまったく泡立たない。どれだけやったか分からないが、かすかにとろみがついたところで挫折したような記憶がある。

そんなことを思い出しながら必死にかき混ぜ、なんとかツノが立つ程度まで泡立てた。

冷めたスポンジを2つに割り、いちごと缶みかんを間にはさみ、スポンジ全体に生クリームを塗りたくる。全体に塗ったところでデコレーションの生クリームを載せ、いちごも周囲にのせる。

仕上げはチョコレートで書いたメッセージ。
エリアが狭く、「おたんじょうびおめでとう」と書きたかったのを「たんじょう おめでとう」に短縮。

 

なんとかそれっぽく完成。

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デコレーションが完成した頃、上の息子が帰宅。

「うわー」と喜んでくれた。

ということで息子2人と自分でお祝い。

スポンジがもっと膨らむように焼ければもっとうまくできたと思う。

しかし息子たちが「おいしい」と親指を立ててくれたので、とりあえず満足。

次回はもっとうまく作ってやろう。

 

さて、エホビアンの妻。

製作中に台所に顔を出した時は、

「うわー、おいしそう、楽しみー!」と喜んでいたのだが、
「それじゃあ誕生日祝いをしよう!」と自分が言った瞬間に顔が固化し、自分の部屋に閉じこもってしまった。結局妻はケーキを口にすることがなかった。

息子の誕生日にケーキを作っていたら、それがバースデーケーキだと普通は分かると思うのだが。マインドコントロールされるとそういう予想もできなくなるのかね。

妻にとっては、おいしいケーキがサタン提供の霊的においしくないケーキに成り下がった、てなところだろうか。

いいですよー、サタン統治の世の中でも自由に生きられれば幸せですよー。

ほら、プラレールの線路も喜んでる(笑)。

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