中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

ツマ、紙を使って反抗期への対応を迫るのこと

入水してから正式信者の自覚を持ったらしく、様々な局面でエホビアンらしいいやらしさを増してきたツマ(もう妻と漢字で書くのもいやになってきた)。(特に上の)子供に対して「親に従順であれ」的な高圧的な言動が増えてきた。

そもそも小さい頃に子供が親の手伝いの真似事をしようとすると「やめて!」とはねのけていたのに、今になって「やって」というのは親のわがまま。自分の都合に合わせて子供を支配しようとしたって聞くわけがない。

 

そんなツマが晩に「もし子供が反抗期になったらどう対応する?」と唐突に聞いてきた。

その日の昼間訪問したルイおばあちゃんから何かを吹き込まれたのだろうか。少なくともツマが自分で考えたことではあるまい。

 

ツマ:息子が反抗的になって話をなにもしなくなったらどうする?

なおじ:とりあえず放っておく。

ツマ:もし息子が何か悪いことをしているのを友達の親に見られて報告されたとしたらどうする?

なおじ:警察に補導されたのならともかく、様子をみる。

ツマ:友達の親が、明らかに悪いことをしているのを見ていたと言ってもそうなの?

なおじ:友達の親が本当のことを見ていたかどうかは分からない。それなら本人に聞いてみる。

ツマ:話してくれなかったら?

なおじ:話してくれるまで待つよ。

 

ツマとしては雑誌の記事に書かれている「エホバに従う」「親に従う」などの言葉を使って息子を改心させようなどと誘導させようとしたかったのだろうが、多少道を外れても人は生きていける。道を一歩でも踏み外したら滅ぼされると強迫的に追い詰められているエホビアンには致命的なことなんだろうが。

 

そこから出され迷惑なサタンの登場。

100年間お決まりの「今この世の中は戦争、飢え、病気に満ちている。サタンの支配する世の中をエホバが正してくださるの」

なおじ:それはいつ?

ツマ:すでに王国の支配は始まっています。

なおじ:え、この状態で。

ツマ:はい(真顔だよ、表情ないけど)。

なおじ:今に限らず昔から戦争も飢餓も病気もあった。むしろ第一次大戦あたりの方がひどかったんじゃないの?

ツマ:そうかもしれないけど、終わりの日は始まっています。

なおじ:こんな状態で紙様が支配しているっていうの?

ツマ:はい。今はサタンに「んじゃあお前、人間どもを支配してみよ」と試しているんです。

なおじ:はい?なんで敵であるサタンに「試す」なんてするのよ?

ツマ:(エホビアンのよく持ちだすらしい教師と生徒の例え?)生徒が先生に向かって「これは間違っています!」と言ったからといって、その先生は生徒を追い出しますか?

なおじ:そりゃ追い出すのは自分がやましいとかだろうね。

ツマ:そうでしょう(すげー自信)!エホバはそうやってサタンに人を支配するのを試しているのです。

なおじ:でもエホバとサタンの関係は先生と生徒じゃないでしょ。敵に何かを「試す」なんてことはないし、サタンはエホバに従う必要もない(ようなことを言ったかな?)。

 

その辺りから成り行きは忘れたが、輸血の話にもつれ込んだ。

 

ツマ:輸血は危険です。感染症の危険があります。血は指紋と同じでひとりひとり全く違います。ですから不適合の起こる可能性もあります(この辺りはほぼ雑誌の丸暗記でんな)。

なおじ:雑誌のデータは古すぎる。2004年だとか1997年だとか。もっと最新のデータを見れば、それほど危険ではないことが分かる。

ツマ:私はいやです。血は命です。

なおじ:それなら輸血は「命を注ぐ」行為になるんじゃないの?輸血を拒否する行為の方がエホバからいただいた命を粗末にすることになるんじゃないの?

ツマ:今は無輸血治療の技術もいろいろとあるから、2,3人の兄弟(誰よ?)にお願いして、輸血しないで治療できる病院を探してもらいます。

なおじ:どうしても輸血をしなければ助からないこともあるんだよ。

ツマ:んー、2,3人の兄弟に探してもらいます。

 

・・・・・

まあそんな問答でいらぬ時間をつぶした。もっと早く風呂に入りたかったのに。

 

本日も帰宅すると机に雑誌のコピーが。

 

ああ、これから不毛な対応をどれだけしなければならないのか。

多分自分に不利な情報はシャットアウトするんだろうから、なおじからの返答など聞く必要もあるまいに。

 

話は変わるが、昨晩ツマが「何か私に作って欲しいもの(料理)があったら書いてくれる?」と紙を渡された。

ほう、結婚してから10年、今になってそんなことを聞く?

ちなみに結婚してから自分はツマに「これを作ってほしい」と言ったことはない。ツマの炊事能力は正直なところあまり評価していないし、現在はツマ自体に何も期待していない。

多分この申し出もルイおばあちゃんからの入れ知恵だろう。

なおじが好きかどうかも知らないくせに、自分が食べないナスの漬物を作って「食べて」なんて。思いっきりケチをつけたら「もう作らない」と放り出した。

結局自分が全部食べた。

 

まあこんなのはエホビアンとかいう話ではなく、個人の資質だ。

一緒に暮らすツマをボロクソにけなす自分も相当なろくでなしだが。

 

しかし子供に寄り添いもせず、自室にこもって紙のことばを聞いていても、決して子供のことは分からない。

 

もうひとつついでに書いておく。

「かわいい」を100万回言っても、子供をかわいがっていることにはならない!

ただ自分の感情を放出しているに過ぎない!

「かわいい」なんて言葉はそこらの犬にも猫にも言える。

自分の子供にもっと言ってあげなければならない言葉が他にないの?

ないなら黙ってろ。少なくともバカ親には見られない。

 

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