ツマ、結婚記念日(だけ)を祝う
夕ご飯のかたづけをすませPCをいじっていると、ツマが部屋にツツツと入ってきた。
ツマ:へー、それがその(オフ会をやったという)ゲームだ。
というところからゲームのことを少し話した。
相変わらず疑ってはいるのだろう。それどころか完全にウソだと思っている可能性もある。PCにスリープをかけても20分以内にキーボードを叩けば元の画面になるのだから、警戒心のない自分のアカウントを覗くのはたやすい。今度はログアウトしておこうかなあ。
話が切れたところで
「今日は結婚記念日ですなあ」とツマ。
7月になって時々「ああ、そういえば7月22日だか26日は結婚記念日だったなあ」と思い出すことはあったが、ツマがエホビアンになって5年間はそんな言葉を一度も聞いたことがなかった。
ツマ:これまでいろいろあったけれど、よく続いたものだと思います。
なおじ:そうねえ。
ツマ:子供たちも父ちゃんのおかげでよい子に育っているし(え?)
なおじ:だからお前さんも余計なことを言わずに見守っていればいいよ。
ツマ:それとこれとは違います(抑揚なし)。
話のついでに、前の記事で書いた「子供に100万回『かわいい』と言っても子供をかわいがっていることにならないからね」も言っておいた。ツマに届いたかは定かではない。
・・・・・
ツマがエホビアンになってから、彼女の言動が本人の意志ではなく、おつきあいしているお姉さま・お兄さま方からの受け売りばかりではないか、という疑いの気持ちしか持たなくなっている。
今回のお祝いのことも、ルイおばあちゃん(仮名)に促されてやっているのかもしれない。
その日、昼食をおごってくださった義母(非信者)から、義姉(ツマの姉)がダンナさんと別居することを告げられた。一人息子を連れて、義母の実家に住まうそうだ。
義兄には結局3回しか顔を合わすことがなかった。
義姉側の事情か、ツマの陰謀か、自分が義姉家に行くような機会をほとんど作ってもらえず、義理とはいえ、初めてできた兄と個人的に飲みにでも行けたら、と思っていたのだが、そこまで仲良くなることなく今に至る。まあ自分が求めれば状況は違ったのかもしれないが、そこまでする気にならない相手だったともいえる。
ツマも現実的に、離婚されるのを恐れているゆえの発言かもしれない。
親権は取れても生活する術はほぼ皆無だ。実家に姉がいる状況では住む場所もない(いや、今の住まいを取るという方法もあるなあ)。どうなるにせよ、食費・光熱費を絞り出すには働かざるを得ないだろうが、子供を夕方までに迎えに行けて生活費の工面できる職業が果たしてあるだろうか。利益にならない「宗教の押し売り」をする時間を捻出するならそのハードルはさらに高くなる。
結局収入を非信者のダンナに依存して、ぬくぬく押し売りに精を出す生活が最も居心地がよいのだろう。ダンナから多少のイヤミを言われたとしても、露頭に迷うよりはよほどマシだろう。
現実的にはこちらに有利なカードが揃っているような気がする。
しかし相手は霊的?で複雑怪奇なカードを持ち、自分たちに有利なルールを勝手に適用するディーラーたちが背後に控えている。
そんな日だったが、ツマが祝ったのは言葉だけで、その日のご飯が豪華になるとかは全くなし。そもそもその日(休日)の夕食当番は自分だっつーの!!!