中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

ごく普通のことなのに

水没して以来、ツマが自分と子供たちの外出に頻繁について来るようになった。

 

まあ普通の家族ではごく当たり前なこと。
しかし5年近くそういうことがなかった自分にとっては違和感がもろにあって、子供といるよりも精神的な負担が増している感じがする。

 

一番ストレスに感じるのが、これらの行動が、ツマの自発的な行動なのか、それとも組織の支持に従っての行動なのか、というところだ。

組織の支持であれば、自分たちについて来るのは家族の監視行動となる。自分はさておき、子供たちがJWにふさわしい行動をしているか、を監視しているとなると非常に窮屈な時間となる。

 

一般の夫婦であれば、仲が悪くても相手の言動をさして気にはしない。
しかしそこにJWが絡んでくると、相手の言動のどこかにJWの何かが絡んでいるのでは、という疑心暗鬼になる。結果相手の言動を否定しがちになる。

 

先日めずらしくツマが自分を美術館に誘ってきた。何かあるなと薄々思ってはいたが、家族4人で行ってきた。

案の定、JWの方が美術展に出展していた。技術的にはすごいことをやっていたのだと感じたが、芸術的な観点からすると、いまいち面白みのない作品だった。JW嫌悪バイアスが500%くらい効いていたから余計にそう感じたのかもしれない。

 それ以外の作品は、おっと思うものが多々あって、興味深く見させてもらった。たまにこのような刺激を受けるのはいいことだ。

自分なぞは現実にあるものを現実的にしか見られないのだが、美術展に出ている作品は、イメージというものを表現している。自分にはイメージも表現もできないある意味憧れる世界でもある。

 

罠にはまったような気もするが、個人的にはなかなかよい収穫になったと思う。

 

いつか、JWバイアス抜きでツマとどこかに出かけることはあるのだろうか・・・

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