中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

怒ることで余計な神経をすり減らすのこと

3連休でその間の夕飯朝飯、下の息子のお見送り・お迎え、お友達のお宅へ送る、上の息子のイベント参加、などバタバタあった。それぞれのイベント自体はとてもありがたく楽しい。現実世界をつまらなく過ごすよう強いるエホビアン帝国(誇張しすぎ)の魔の手から息子たちを引き離すには、現実世界がエホビアンの狭いコミュニティよりも楽しいことを分かってもらえればいい。

 

さて下の息子、秋ごろから甘えん坊に拍車がかかってきている。

それまでは自分で幼稚園の園服に着替えていたのに、「着替えて(着替えさせて)」と言って床に転がったままになる。

ちょっとだけ手伝って「あとは自分でやろうね」と言っても「着替えて」と言ってぐずる。自分が手を引くと「お母ちゃん、着替えて」とせがむ。

ここで「じゃあ幼稚園行くのよそうか」とツマが言いそうなので、着替えが済むまでは目が離せない。

まあここのところ仲良しのお友達もできたので、下の息子が自分から幼稚園登園をいやがることはないだろうが、ちょっとしたことで登園拒否が起こらないかと神経を使う自分。

 

土曜日はマンションの総会があったので午前中はつぶれ、午後は息子たちの言いなりになって近くの公園で遊んだ。

下の息子が久しぶりに補助輪なし自転車の練習をした。上の息子が意外にうまい指導をしてくれて、下の息子も転ぶのを怖がらずにチャレンジした。

そのおかげで少しだけだが、自分の補助がなくても走れるようになった。あとはハンドルさばきとバランスを崩した時に足をつくのを覚えれば、補助なしで走れるようになるのはそれほど遠くないだろう。

途中から近所のご家族とサッカーをして夕方まで。

寒くなったので帰宅し、息子たちはTV、自分は少し付き合った後買い物に出かけ、帰宅後すぐに夕食の支度にかかった。

本日のメニューは上の息子がグラタン、下の息子とツマがラーメン。

甘やかしているのかもしれないが、上の息子と下の息子の好みが違うので、可能な時はできるだけ対応してあげようとしている。もちろん2人が同じメニューになるならそれに越したことはないのだが。

時間のかかるグラタンから作り始めて、グラタン完成のメドが立ってからラーメンのお湯を沸かし・・・その間にグラタンを容器に入れて焼き、ってなことをやって、まずは上の息子にグラタンを出し、10分後くらいに下の息子にラーメンを出した。

しかし下の息子はラーメンが先にできなかったのが気に入らず、「何でラーメンが先じゃないの!」と指をくわえたまま不平を言った。

 

いつもの言い訳だが、1日いろいろやって疲れていた。ご飯を作っている間、息子どもはこたつに潜り込んでTVを観ていた。それでご飯のできた順番にケチをつけられて頭にきた。

 

下の息子に思いっきり怒鳴った。暴力は振るわなかったが、近くの壁を思い切り叩き、床を踏み鳴らした。最後に「順番が後になったからと言って文句を言うなら喰うな!」とラーメンどんぶりを息子の前からどかした。

感情をもろに噴き出した悪い怒り方だった。

 

下の息子は下を向いたままべそをかいている。

 

騒ぎに気づいたかどうかは分からないが、ツマがのんきに現れ、キッチンのラーメンどんぶりを持ってテーブルについた。

下の息子には何も言わず、「ん、ん」とラーメンをすするツマ。

 

少し頭が冷えたので、ラーメンどんぶりを下の息子のそばに置いて「ごめん、怒りすぎた。」と謝った。

「だけど父ちゃんはなるべく早くご飯を作ろうとしてたんだ、どちらのご飯も早く作ろうとしてたんだ。(上の息子)のご飯を先に作ろうとしたわけじゃないことは分かってくれないか。」となるべく平静に言った。

 

しばらくして、ズルズルとラーメンをすすりだした下の息子。

 

ツマは何もなかったようにラーメンを平らげるとどんぶりを台所に持って行った。

 

普通の家庭であれば、親のどちらかが怒っても、もう片方がなぐさめることで子供をフォローする体制がある(すべてにおいてではないけれど)。

自分は子供に対して怒る一方、子供に嫌われるのを恐れている。いや、子供に嫌われるのを恐れているというより、子供がツマ側につくのを恐れているというのが正解だ。

ツマ側につくことでJWへ傾倒するのでは、という不安が常にある。

だからといって甘やかすのはどうか、というジレンマもある。ただ現状ではたとえ甘やかしてでもツマ側につかせないようにしている。

息子に怒りながら、「あいつは息子にフォローも何もしない」という怒りがツマに対して湧いた。ツマに怒りを向けるのはお門違いなのだが、そういう感情を抱くことが自分のツマに対する気持ちの現れなのだと再確認。

 

夕ご飯後のお風呂に一緒に入るのをいやがるかと思っていたが、「風呂に入るぞー」と言ったら抵抗なくついてきた。

その後は自分を怖がることなく、いつも通りにふるまっていた下の息子。

 

ふと思った。下の息子の甘えは夫婦の不仲に由来しているのではないかと。

f:id:ueninaoji:20161212001956j:plain

f:id:ueninaoji:20161212002018j:plain