中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

富士登山

8月2日に母+兄弟家族一同で、富士登山をしてきました。

 

朝3時半に起床して朝昼のおにぎり作り。母が起きだしたので自分も寝ていられなくなり、ご飯を冷ましたりおにぎりを握ったり。

 

富士宮口新五合目から、朝の6時半くらいに出発。

一族14人(大人9人、子供5人)中8人が頂上アタック組だったが、6合目を越えたところで3名が脱落。

下の息子(6歳)に至ってはスタート地点からダメダメで、結局6合目から少し進んだところでリタイア。寝不足(普段10時間以上寝ているのに、その日は8時間しか寝ていない)で調子が悪かったらしい。

 

自分が富士山に登るのは12年ぶり。体力も落ちた、体重も増えた。こんな状態で頂上まで行けるのか?かなり不安だった。

頂上アタック組は、20歳の姪、18歳の甥、小6の甥、小4の上の息子、アンドなおじの5人。

最初は比較的調子よく進んでいたが、7合目を過ぎてから姪の調子が悪くなってきた。

酸素を吸うと持ち直し、ペースは早くないものの、進みだすことができた。

上の息子は登頂開始時から「とーちゃん、これ持って」とリュックを放り投げ、水筒と杖だけの身軽な姿。小6の甥は自分でリュックを背負っている。

最も早く進んでいるのが甥(姉の息子)。誰かの荷物を背負うわけでなし、誰かの面倒を見るわけでもないので、スタスタ先に行ってしまう。その後に上の息子と弟の息子がついていき、姪の後に自分がいるという感じ。

 

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8合目を過ぎてから雨が降り出してきた。足の疲れも増してきて、段々と歩みが遅くなる。

弟の息子のペースも落ちてきて、頻繁に休むようになってきた。

これはまずいと思い、弟の息子のリュックを持ってあげた。

 

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そんなこんなではあったが、自分の率いてきた4人はどうにか山頂の岩を踏むことができた。雨で疲弊していたため、バンザイすることもなく、その場でお昼ごはんに。

 

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雲がまったく晴れず、雨も止まない。少しでも山頂からの景色が見えれば救いになるのに、結局何も見られなかった。

 

少々休憩してから元の道を戻ることに。

 

 

下りも登り並に疲弊する。なぜかとても元気な上の息子は、下り道をジャンプしながら降りていく。弟の息子は雨装備が不十分だったため、体と足がほぼずぶ濡れになっていて、消耗がはげしい。

 

本当は16:30のバスの発車時間に間に合わせたかったのだが、最後のふんばりが効かず、ずいぶん遅れてしまった。結局タクシーにて帰宅。

 

何にしても頂上に登った組が「満足した」と言ってくれたのには報われた。

結果的に姉、弟、なおじ家それぞれ、代表?が山頂登頂に成功したのだ。

学校の友達にも自慢できるだろうし、これだけ不利な状況で登頂できたことは何かしらの自信につながるだろう。

今から思えば、前日墓参りをして登頂祈願をしたのが効いたのか、とかどうでもいいことを考えたりする。

 

登頂した4人を手放しでほめてあげた。

「よくがんばった(by )」

 

自分のサポートも少しは効いたのかもしれないが、本人の登りたいという意志がなければ辿りつけない。体も気持ちもホントがんばったのだ。

おまけだけど、なんとか登頂できた自分も自分でほめる。よくがんばった!

 

そしてくつろぐなおじ親子・・・

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