コバエ問題
月曜日はゴミ出しの日。
3年ほど前までは自分がゴミ出しをしていたが、何か一悶着あってからツマがゴミ捨てをするようになった。
その3年ほど前の夏からゴミ箱周辺にコバエが飛び回るようになった。
生ごみという豊富な栄養を基に際限なく増えるコバエ達。
自分はずぼらなので、飛んできたコバエを叩けばいいや、くらいにしか思っていなかった。
ツマはそうではない。
元々自分と子供以外の生物は絶滅してもかまわない、と思っている(なおじの推測)ようなヒトだ。
しかし生き物を紙様が作ったのなら、コバエにも何か人間を楽しませる目的があるはずだと思うんだけどね(by JWの変な理屈)。
日曜日の件 で相当不機嫌になっていた月曜の朝。
朝食後にゴミ箱そばでコバエの幼虫をティッシュで取っていたツマが文句を垂れだした。
「コバエが出るんですけど」
「どうにかできなんですか」
炎上を承知の上で自分は言った。
「紙様に祈ったら?」
はい、その後はケチつけまくり。「父ちゃんが虫(カブトムシ)を入れなければ入ることはなかったんですけど」に始まり、「気持ち悪いんですけど」「父ちゃんも掃除してもらいたいんですけど」
語尾に「けど」をつけることがさらに気に食わなかったので、いちいちその「けど」に、
「『けど』がまんする、ってことね」
そこでツマが切れ「なんで私が尻拭いしなくちゃいけないのよ!」と騒ぎだした。
無視した。
日曜日に何も言わずに出かけるヒマがあるなら、その時間でコバエ退治をやってくれ、という思いが胸の周りを巡っていた。
そういえば1ヶ月くらい前にも同じことでツマが切れて、「生き物が好きだったら虫の駆除も上手でしょう。やってよ!」というわけの分からぬ理屈を言ってたっけ。
自分が思うに、嫌だと思う人の方が駆除は上手だろうよ。反対に生き物が好きな人はむやみに生き物を殺せない、多分。
一般的にツマに愛や情を感じているオットだったら協力するだろう。
しかしうえになおじという一般から外れたオットは、愛も情も感じないツマに協力しようという気が湧かない。
まあそれでもいくつか案は出たので、本当に気が向いたら話を切り出そうかと思う。
楽園ではコバエもGも愛おしい仲間になるのだから、今からでも親しくなる訓練をした方がいいと思うぞ。
紙様の作ったらしい(ノアの方舟にも乗ったに違いない!)生き物たちよ、地球を食いつぶさない程度に増えよ。人間には構うこたあない。
これを書いていてハタと気づいた。
ノアはGのつがいも方舟に載せたのか・・・・・