「ざんねんないきもの事典」を読む
新聞広告で見た時からずっと気になっていたので、たまたまふらりと立ち寄った本屋で目にした時、迷わず買ってしまった。
生き物好きの下の息子は「うわ、ありがとう」と言って読んでくれた。
上の息子は無反応。元々本好きではないので期待はしてなかったが。
さて、リビングの本棚に本を収めて2週間ほど経ったある日。
ふと本棚を見ると本がない。
下の息子に尋ねてみると、「お母ちゃんがお父ちゃんの部屋に持ってったよ」だって。
いつの間にか自分の本棚の中に収まっていた。
入れる場所がないからというのが理由ではないだろう。あくまでも推測だが、JW的に不都合な内容だからじゃあないか、と思っている。
神はすべてのものを造られた(JWのサイトなので、免疫のない方はご注意を、真に受けてはいけません!)からすると、ざんねんな生き物の存在は、万能?な紙にとって都合の悪い存在なのかもしれない。
そもそもJWは、自分たちに都合のよいことしか取り上げないので、都合の悪い物事は虫、いや無視する。
おいしい果物は紙様が人間を喜ばせるために作った、なんていうエホビアンが多数いるらしいが、果物をおいしくするために品種改良を重ねたニンゲンの努力をまったく無視した発言をしている。40年前のグレープフルーツが苦くて食べられなかった(砂糖をかけて食べていた)ことを知っている人もいるんじゃなかろうか。
その頃のグレープフルーツは、紙様が人間にいじわるをした結果だったのだろうか。
ツマに聞いてもケンカになるだけだろうから聞かない。
リビングの本棚の真ん中に収まっている黒く無駄に分厚い本が一番邪魔っけだ。隣の赤い本もうっとうしい。そいつらをどければ「ざんねんないきもの事典」が余裕で収められるというのに。
さらに毒を吐くと、黒い本は「ざんねんな紙様の話」ともいえる。