中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

歌は世につれ世は歌につれ

「ベスト・オブ・ミュージカル」というコンサートを見る機会があった。

 

有名なミュージカルの歌を、ミュージカルで活躍している俳優さんが歌う、というミュージカルファンにはたまらない内容(だと思う)。

 

自分は恥ずかしながらあまりミュージカルを観ていない。まあ演劇もそれほどたくさん観ていないし、実はいわゆる有料の歌手のコンサートに行ったことは生まれて一度もない。

 

学生時代に芝居をやっていた頃、ミュージカルの勉強にと知り合いから借りたのが、劇団四季の「夢から醒めた夢」のカセットテープ。

内容は分からないのに聴いてるだけで感動してウルウルしてしまう。

カセットに収録されている曲が作品のすべてではないのに、作品を観た気になってしまっていた。

その妄想ストーリーは、息子の小学校で当時の5年生が熱演した舞台で補完されるのだったが。

他にも「ジーザス・クライスト・スーパースター」やら「オペラ座の怪人」やら「コーラスライン」やら。もちろん「夢から醒めた夢」の歌もやった。

ジーザス・クライスト・スーパースター」の初演の頃は、敬虔なキリスト教徒がデモを起こしたんだそうな。キャラクターとしては「イエスという男」の田川イエスに近い感じだったみたい。

そういえば「コーラスライン」は高校の頃初めて観たミュージカルだった。

あの頃どうして観に行きたかったのか思い出せないが、一人で観に行ったのだった。

出演者に市村正親がいたんじゃないかと思っているのだが、確認のしようがないので分からない。でも素敵な舞台だった。

 

そうそう、「美女と野獣」の曲もやっていた。おお、デュエットするとこんな感じなのね、今度娘とデュエットする時の参考になるなあ(笑)、と聴いていた。

 

他の作品は観たことがないのだが、曲を聞きながらその情景を想像していた。

 

これは自分だけかもしれないが、歌を歌いながら、オリジナルの歌手の歌を思い浮かべている、ということはないだろうか。自分は大概そんな感じ。実際の自分の歌はともかく、本人になったつもりで歌っている。もしくは歌詞からその状況をイメージして感情移入している。

 

ちょっと話は変わるが、紙様っての実体がないらしい(というか紙の記述に頼るしかない)ので、その全体像は完全にはつかめない。

となると、個人が祈る紙様の形って、その個人が求めるものに影響されんじゃないかと思った。つまり人によって想像する紙様の姿が違うことになる。

自分に言わせればそれは個人神(パーソナルゴッド)で悪いことではなく、個々が思う紙様を大切にしたらいいと思うのだ。

どこぞの組織のように、組織に都合のよい紙様像を作り上げて信者やその子供に紙様の教えを強要するってことの方が、いるかわからぬ紙様にとってよほど罪深い行為だと思うのだが、どうなんだろう・・・

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