二分の一成人式だってさ
2/1に、上の息子の二分の一成人式が行われた。
たまたま休みだったので見に行ったが、会が進むにつれて沸き起こった感情は
怒り・悲しみ・悔しさ・失望、ってな感じだった。
各自のメッセージを読む前に、スライドで各自の写真2枚が表示される。それに合わせて各自が二分の一成人式にちなんだメッセージを読むという具合。
上の息子の番になって表示されたのは、テーブルで宿題をしている息子の姿と、ツマに指導されながら宿題をしている息子の姿だった。どちらの写真もこの式のために撮ったやらせ写真。
息子のメッセージも、自らの思いには思えなかった。書くことがなくてしょうがなく絞り出したような。
正直なところ、自分たちは上の息子を二分の一成人まで育ててこなかった。
本来与えられるはずの権利を与えずにここまで来てしまった。
たかが10年面倒を見ただけで感謝されるなどおこがましい、とも思う。
そしてその10年で自分たちは息子に与えられるものを十分に与えていなかった。
習い事だってツマの協力があればできた。それによって、家庭では身につかない礼儀や体力が身についたはずなのに・・・
ツマは個人のメッセージを読み始めて4人目くらいから拍手をしなくなった。
ツマがどんな心持ちで様々なメッセージを聞いていたのか。
まともな親なら「ああ、私は息子に様々な体験をさせてあげられなかった」と嘆くところだろうが、JWにはそんな気持ちはない。
上の息子ですらこんななのに、果たして下の息子は4年後、二分の一成人になれるのだろうか。今の状態では、「ひきこもり小学生」になってしまいそうだ。