中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

Like a rolling stone

事態は質の良いハンドスピナーのように滑らかに回り続け、表題の通り、見事なくらい急速に落ちていくのでありました。

 

土曜日にツマ方の祖母とツマの姉とその息子、なおじ家族でいちご狩りに行ってきた。

それまでどうも元気がなかった下の息子も、いちご狩りの途中から普段通りの明るさを取り戻し、午後に寄った水族館ではかなりはしゃぐようになった。久しぶりに下の息子の手をつないだような気がする。

 

日曜日。

ツマに、集会に行く時に見られる強迫感がないように見られたので、今日は集会に行かないものかと思っていたら、11時前に「今日集会行くからこれから昼ごはんにします」と言ってきた。

息子2人には金曜日のうちに話をつけていたようだ。

 

無駄とは思いながら下の息子に「行くな」と言ったが、首を横に振った。

まさか上の息子まで集会に連れ出されるとは思っていなかったので、「父ちゃんと遊ばないか」と上の息子に訴えたものの集会に行くという。

 

これまでの上の息子の様子からして、自分が正面から話をすれば聞いてくれると思っていた。しかしその考えは甘かったようで。

 

そんなわけで、なおじ家も典型的な「非信者で反対者の父親を持つエホビアン家族」になった。

前の記事にも書いたが、事前情報のおかげでひどいショックにはなっていない。

「そうかー、これが置いていかれた(ちょいと語弊があるが)父親の気分なのね」と思いながら、比較的自由な時間をのんびりと過ごしている。

 

とりあえず身の回りのことはすべて自分でこなせるので、ツマに従う必要もない。おかげでいやいや集会に行かざるを得ない状況にはならない。必要最低限のことが自分でできるありがたさ。

 

さーて、ツマに引きずられて人生の地獄に引き込まれていく息子たちをどうやって引き上げようか。

下の息子だけでなく、上の息子を引き上げる必要が出てきたというのはけっこうな問題だ。上の息子の姿を見て、下の息子がツマのやってることのおかしさに気づくというシナリオも描いていたが、上の息子が素直に抜けられなければ下の息子も容易に抜けないだろう。

 

絶望するには1億年早いが、解決法を100年後に見つけても遅すぎる。