舞台『1984』
機会があって、舞台『1984』を観てきた。
原作を読んでいる方も多いと思うが、自分は原作を読んでいなかったため、舞台を観て初めてその内容を知った。
ほぼ完全な管理社会となったある世界で、一人の男が自由を求めながらも思考改造?されていく。
簡単すぎる説明だがそんな話。
映像を駆使した演出は、時に恐ろしく感じるくらいリアリティがあった。
大杉漣さんが生きていれば出演していたはずだが、大杉さんがいなくとも、この舞台は十分に世界を表現していた(大杉漣さんを卑下しているわけではないのでどうぞご容赦を)。
ちなみに今回の舞台は「付録」と呼ばれる部分も含めての上演だそうだ。
付録なしでは本来オーウェルの言いたいことが表現できないということか。
機会があればどうぞ皆さんも、と言いたいところだが、あいにくチケット完売の模様。
原作本を図書館に予約しているが、何人か予約が入っているようで、読めるのはまだ少し先になりそうだ。
おまけになるが、ヒロインを演じたともさかりえさんがとても美しかった(笑)。