サンマに絡む、ツマのオットに対する恨み(これが正式なタイトル)
秋も深まり、時に30℃超えのとんでもない陽気あり、10月になってもセミの鳴く日あり、と季節を感じさせるカオス満載の今日このごろ。
息子たちの運動会も雨の影響で午前中で中断し、残りのプログラムは火曜日(10/2)に行うそうで。
元々運動会を見に行けなかった自分は他人事のようにスルー。
でも全校生徒で踊る「U.S.A」は観たかったなあ。ツマに動画撮ってもらおうか。
さて、3週間ほど前に、ツマから食事に誘われた。
「おいしいカレー屋さんがあるんだけど行かない?」
「・・・いいけど」
「その後イ◯ヨー◯ドーでおいしい魚が売っているらしいんで見てほしいんですけど〜。」
「・・・はあ」
感情的には行きたくない。しかしそれを除くと断る理由がない。
ちなみにカレー屋へ行く日は約束した1週間後。
約束の日。
ツマの自転車の後ろについてお店に向かった。
どんなお店かと思って行ってみたらなんてことはない、近所にあるインド・ネパール系がやっているカレー屋と変わらん。
メニューを自分の方に差し出して「こんなの(500円ランチ)もありますぅ〜」と言ってきた。
はあ、ブラザーシスターと安いランチをここで済ませているわけね・・・
という想像をもって、さらに気持ちが萎えた。
適当にカレーを頼み、適当に食べ、積極的に話そうとするツマに適当に答える自分。もちろん自分からは何も話さない。
カレーを食べ終わり、特に会話もないので
「では行きますか」と終了。
そしてイ◯ヨーカ◯ドーへ。
魚売り場に行くとツマは、
「これどうですか?」とサンマを指す。
サンマは豊漁らしいがイト◯ヨ◯カド◯では少々仕入れにくいらしく、リーズナブルとは言い難い値段。
だいたい1週間前に「(1週間後に)おいしい魚がある」とは言えないだろう、と約束した時に思っていた。◯トーヨーカ◯◯に他にレアな魚が売っているものだろうかと思ったが、ツマはサンマだけをターゲットにしていたのだろう。
休日の食事は自分がつくる暗黙の了解ができているので、ツマの筋書きでは
なおじ「おお、うまそうなサンマだね。今晩のおかずはこれにしようか」
ツマ「♡」
なおじ「おいしそうな魚を紹介してくれてありがとう♡」
と想像していたのだろうが、自分はすでにメニューを決めていた。サンマが安ければ考えたかもしれないが、提示された値段では心は動かない。
この記事を書いている途中で気がついた。
ツマはいわゆる「割り当て」というヤツをやっているのではないか、と。
宗教の押し売り方法を寸劇で披露するらしい「割り当て」。
今回はツマに冷たい非信者のオットの心をツマになびかせる割り当てを作ったのだ。ただしそれはツマが作成したのではなく、周辺のシスターズがピーチクパーチク騒いで創り上げたものなのだろう。
そもそもオットがツマに情を持っていないという情報がシスターズには伝わっていないんだろう。せいぜい「最近オットの態度が少しそっけなくてぇ〜」くらいにしか言ってないのではあるまいか。
その寸劇も、成功することしか想定にないんだろう。だから想定外の答えが返ってきた時に反応できない(ツマがそうだった)。
割り当ての経験がある方、いかがでしょう。
自分に少し思いやりがあれば表面的には穏やかに終われたのだろうが、下手な取り繕いなどする気はない。
家に向かってトロく自転車をこぐツマよりもさらにゆっくりとペダルを踏み、ツマとの距離を離していく自分。
さてそれからまた1週間経った休みの日。
この日は魚が食べたかったので、鮮魚スーパーに行ってサンマを買った。
夕ご飯の準備をしていると、下の息子から「お母ちゃんはサンマ食べないって」と伝言が。
その日ツマは一人で冷凍ちゃんぽんを解凍して食べた。
元々魚が好きではないツマ、中東書紀に記載はないが、魚、特にサンマを避ける生活を死ぬまで続けるかもしれない。
油がのっておいしいサンマを口に運びつつ、腸の味わいにも似た苦みを感じるオット。
サンマ絡みなので塩対応。お後がよろしいようで(笑)。