11月のクリスマス
エホビアンの辞書に「クリスマス」はない。
以下、一般人向けの楽しいイベントをすべて「サタン」と称する彼らが何かを祝うとしても、我らの身代わりに男が死んだ記念(記念なの?)くらいだ。そこに子供たちへプレゼントがあるわけでもない。
24日にソースとサッカーの試合を観に行ってきた。
市報に掲載されていたプレゼントに応募したら見事に当選した。チケットは2人分。
都のお知らせでも同じ試合のチケットプレゼントがあったので応募した。
しかし、ボヤージュに「もう2枚チケットが当たったら一緒に行かない?」と聞いたら1ミリ秒もしないうちに「行かない!」と返された。
幼稚園の頃はサッカー好きだったのに・・・
運がいいのか悪いのか、都のプレゼントにも当選。
もう一度ボヤージュに聞いてみた。
「チケットが当たったんだけど一緒に行かない?」
「行かない!!!!!!」
・・・・・・はぁ。
ということでソースと2人で味の素スタジアムへ。
最寄り駅から出ると人、人、人。
近くのコンビニにもお店にも長蛇の列。
スタジアムそばに設けられた屋台村もたくさんの人だかり。
会場でご飯を買えばいいと思っていたが、こんな状態だとは思っていなかった。
一番列の短そうなお店の行列に並び、ポテトとハンバーガーを買ってスタジアムへ。
さて、キックオフ20分前のスタジアムに行ってみたが、ほとんど座席が埋まっている。
人が多すぎてどの席が空いているか分からない上、空いていそうな席には荷物が置いてある(多分席を取ってあるのだろう)。
しょうがないのでスタンド奥で立見観戦。
ホームのサポーターがひしめきあう中、地元とはいえ冷やかし程度に観戦しにきた親子には、ちと刺激が強かった。
試合開始直後から応援が切れ目なく続く。
ホームのサポーターには悪いが、試合に集中できない。
野球の観戦と違って気楽さがない、といえばいいのだろうか。
周辺の観客は座席があるのにほとんど立ち見。
うー、ホームではなく「中立」席が欲しいと思った自分。
結局ホームのチームは負けた。
ソースは立ち見だったにも関わらず楽しかったみたいだ。自分ももう少し暖かくて座席に座って観戦できたら満足できたろう、と思う。
さて翌25日。ツマのお母様が息子たちを連れてクリスマスプレゼントを買いに行った。
ツマが堕ちた面倒くさい宗教のおかげでいわゆるクリスマスにプレゼントを買えなくなったため、苦肉の策としてツマの母が編み出したのが1ヶ月前のプレゼント購入だ。
もちろんツマや息子たちには「クリスマス」という言葉は使わないが、明らかにクリスマスプレゼントの前倒し。
トイザらスでプレゼントを購入したらしく、ソースは去年と同じでドローン(去年購入したドローンはすでに破壊)、ボヤージュはベイブレードを買ったもらったようだ。
少々強引なところのあるお母様だが、こんな時はありがたく思う。
何にしても好きなものを手に入れたのであればいい。
さて、本来のクリスマスには何をプレゼントしようか・・・