Nonsense Play
帰宅してみると自分の部屋が片づいていた。
部屋に散らかっていたのは息子たちのおもちゃやプラモデルの残骸だったが、ツマがほぼ無条件でゴミ袋に入れて出してしまったんだろう。
4月からゴミ有料化となるわが町。資料を読んでいたツマがソースに「もう無駄なもの買わないでよね」と怒っていたのはこの伏線だったのか・・・
しかし何の話もなく自分の部屋を片づけられるのはいい気分ではない。
見られてやましいものはない(見られて非難されるものは多数ある)が、コミュニケーション不全の男女(もはや夫婦ではない)の関係とはこんなものなのだ・・・
時々自分がくだらぬお芝居の出演者になったような気分になる。
主な登場人物は自分も含めて4人。
楽天家で自由を愛するが、計画性がなく行き当たりばったりのオット。
きれい好きだが料理と自分とボヤージュとJW以外の生物が嫌いで、自分に関係のないものはすべてゴミだと認識してしまうツマ。
コミュニケーション能力は比較的高いが、宿題のやり忘れをチェックしないくせに家の戸締まりはやたら気にする長男ソース。
生き物好きでクラスの女子にもてているらしいが、学校以外で関わる人間がJWだけで、エホバスイッチの切れるきっかけがつかめない次男ボヤージュ。
脇役の多くがJW( ◯| ̄|_ )。
息子たちの言動に一喜一憂するまぬけなオットが自分の役。
舞台はまだ中盤ってとこか。
ラストの筋書きはまだ上がっていない。カーテンコールは出演者全員が手をつないで仲良く登場! なんてことにも決してなりそうにない。
下手すれば拍手が起きない幕切れで、カーテンコールもしないで終演、なんてことだってありうる。
とはいえツマ役の強迫的な言動に息子役がどう反応するか、ラストシーンの盛り上がりはそこにかかっている。
お母ちゃんがおかしなセリフを言っている、これはホントのことなのか?調べてみたらそうじゃない、あんた何いってんの!バカじゃないの?
となったらうれしいもんだが。
記事を書いていて、昔観たドラマの主題歌を思い出した(ドラマの内容は忘れた)。
歌詞も載せておく。
待ち合わせてた
店の窓越しあの娘が
他の誰かと
腕組みながら消えてく
Bad Girl
振り向いた 彼女の濡れた瞳が
Sad Boy
元気でと
言ったように見えたんだ
人生はコメディ
独りよがりのパロディ
泣き疲れて眠ったら
短いドラマまた幕を開けるのさ
好きだったから
ふざけてばかりいたんだ
照れ臭いから
知らんぷりをしていたんだ
Oh Girl
あの娘にも
いつかきっと理解るだろう
Poor Boy
ため息が
こんな苦いものだって
人生はコメディ
独りよがりのパロディ
笑いあきてしまったら
悲しいドラマまた幕を開けるのさ
Mad Love
ジョークさえ
忘れちまったみたいに
Sad Love
黙り込む
こんな俺を君は知らない
人生はコメディ
独りよがりのパロディ
人生はコメディ
独りよがりのパロディ
人生はコメディ
独りよがりのパロディ
終末はコメディ
独りよがりのパラダイス・・・
え、最後の歌詞が間違ってる?
ああすいません、聴き間違えました(笑)。