発掘
机の中にあったSDカードをPCに挿した。
中のフォルダを調べてみると、2016年12月(3年近く前)にある動画が撮影されていた。
おそらくソースが録画状態にしたデジカメにたまたま記録されていたのだが、ツマの宗教の強制がよく分かるものだった。
ツマがボヤージュの手をつねるところから始まる。
ツマ なんで謝るのか分かってんの?
ボヤージュ ・・・・・
ツマ 誰に謝るの?
ボヤージュ ・・・・・
ツマ そうだよ、あんたエホバの神名を汚したよ。
ねえ、よりによって奉仕の時にさあ、何考えてんの。
お家の人にも聞こえてるからね。
ねえ、ピンポンして「こんにちは」でしょ?
そんないくつもカンカンやらない遊びじゃないんだから。
ねえ、あんなことされたら嫌じゃん誰だって。気持ち悪いじゃん何回も何回もやられたら。コンコンは1回なの、何回もやらない、ねえ!
今度、ダメだよそんなことしたら、ねえ!
・・・・・ナニニタイシテオコッテンノ?
怒っている理由は分かる。エホバの神名を汚されたからじゃなくて、自分(ツマ)が恥をかかされたから。
5歳の子供がピンポンが面白くて繰り返しやるなんてよくあること。
本来大人がやるべきことを子供にやらせて、それが気に入らないからと怒るなど、すでに親子の関係じゃない。猿回しと猿の関係よりも悪い。
帰宅してからPCをいじっていると、ボヤージュが「ハンドスピナーって検索して」とやってきた。
検索結果をいろいろ眺めて「これがいい」と一旦言ったボヤージュ。
「買ってあげようか」と言うと「いい」と言ってツマの部屋に引っ込んでしまった。
8歳にしてあきらめるばかりの選択なんてさせたくないのに。
ボヤージュ、君はツマを喜ばせるために生まれてきたんじゃないんだから。親のことなんて気にせずに自分が楽しいと思うことを求めればいいんだよ。
ツマの毒をかわしながらどう伝えようか、難しい。
この動画、Youtubeにアップしたら少しは世間の目がJWに向くだろうか。