中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

カメラ(探し)を止めるな!

お父ちゃんの休日。平日の放課後はソースが必ず友達を連れてくる。

目的はゲーム。ゲーム機を持っていないなおじ家だが、ゲーム持ち込みにケチをつけないため、自然とゲーム会場となっている。

他の家でもあまり歓迎されていないのかと思うと哀れになり、せめて自分の休みの日くらい場所を提供してもいいと思っている。ゲームを取り上げてもその代わりに勉強をするわけじゃあないし、嫌がることを無理やりやらせても身につかないのは自分がよく知っている。

好きなことを存分にやってこそ、他のことにも打ち込めるのだと思いたい。そう、思うようにしている、ハァ。

 

さて、夜の10時過ぎまで散々テレビを観ていたソース。

いつもの泥棒チェックを始めたところ、「あれ、黒いカメラがない」と騒ぎ始めた。

なおじ所有のSONY製コンパクトデジカメで、光学ズーム30倍に魅力を感じて購入した。いろいろ重宝しており、今はもっぱらソースの電車撮影用カメラと化している。

 

オロオロするソースに「午前中はテーブルにあったから、どこかにあるよ」と言ったが、ソースは「どうしよう」とそこらを探し回る。

 

「昼間遊びに来ていたAくんが持って行っちゃったかも」

「ああ、そうかもしれないね」

「どうしよう、ない」

「Aくんが持って行っちゃったにしてもそうでないにしても、どこかにあるから心配しないで寝な」

となだめて寝かした。

 

不安を解消するためには「何が不安なのか」を具体的に挙げていくこと。挙げたことをクリアにすれば不安はなくなる、もしくは少なくなる。

事件性は絶対にないと確信していたし、Aくんの家かなおじ家のどちらかにあるとなれば、カメラは必ずみつかる。「カメラがみつからない」ことにこだわると不安だけが増していく。

 

翌朝、ごはんを食べたソースがAくん宅(同じマンション内なのだ)に行き、カメラを持って帰ってきた。

やっぱり間違って持っていってしまったようだ。

「みつかってよかった」

 

ツマは「普通カメラを持ってきたことに気づいたらすぐに連絡いれるでしょ」とAくんを非難するような発言。

でもね、気づかずに袋に入れるとかしたら、次の日の放課後まで気づかなかったかもしれないのだよ。Aくんのお母さんも気づかなかったんだと思う。

反対にソースが同じことをしてお友達のものを袋に入れたままにして気づかなかった、なんてことも起こりうる。

これがエホバの証人のお姉さまの子供がやったとしたら、決してそんなことは言わないだろう。

一般人をこき下ろすことでエホバの証人を持ち上げようとしているのだろうが、それを聞いた自分がツマに好感を持つことは決してない。むしろ余計に評価が落ちる。

ツマにとっての「世間」であるJWから外れた相手だから、それだけ冷たい発言が平気でできるのだ。ツマの本性を垣間見た瞬間だった。

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小人のいえ