中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

撮り鉄三匹がゆく!

日曜日 休日。

 

休みの日は友達と電車の写真を撮りに出かけるソース。

「お父ちゃん、一緒に行く?」と聞いてきやがった。なんで疑問形やねん。

「行かなくてもいい?」と言うと「来て!」だと。

断るという選択肢は用意されていないみたい・・・ゴロゴロしてても滅ぼされないんだけどなあ。

 

いつも一緒の撮り鉄仲間と合流し、今回は川越線車両基地へいくのだそうな。

自分はつきそいなので、自分の飲み物と少々のお金だけ用意してついていく。

あいにくの雨だが3人は電車の話をしながらスタスタと駅に向かっていく。

3人が話をしているうちに「インバーター」の話題になり、「あのインバーター音が独特なんだよね〜」なんていうのを聞きながら、彼らのマニア度を知った。仕事の関係でインバーターのことは少し知っていたが、小学生が言葉に出すと「こ、この子(byガラスの仮面)」と心が後ずさりしてしまう。

 

川越車両基地は、JR川越線南古谷駅から少し歩いたところにある。

周辺には水田が広がり、泥沼のようになった用水路にはザリガニがうようよいて気持ち悪いほど。クロメダカもいた。

 

車両基地は基本的に敷地が広いので、当然周辺をぐるりと歩くことになる。車両基地に入れるはずもなく、基地のそばに展望台があるわけでもないので、お目当ての車両を見つけるためにとにかく歩く3人。その後姿を眺めながらのんびり歩く自分。

 

お友達の一人がめずらしい車両をみつけたらしく、歓喜の声を上げた。もっと近くに行こうと走り出す。今いる場所から線路を越えて対岸に行かなければならない。

走り出す3人。走る気などさらさらない自分は、線路をまたぐ陸橋に向かって走る彼らを微笑ましく眺めながらマイペースを維持。

 

お昼の時間になって3人が「お腹空いた」と言い出した。

(そうねえ、そろそろどこかのお店で座ってのんびりご飯を食べたいねえ)と思っていたら「駅前のコンビニで買って食べればいんじゃない?」と言い出すソース。

お友達2人も異論なしの模様。そうか、テツは目的達成のためには食事の質などどうでもいいんだった・・・

三匹はそれぞれ好きなものをコンビニで買い、道路脇の縁石に座って談笑しながら食べる。こういうの、やり慣れているんだ。

自分はどうもコンビニに食べたいものがなかったのでそこでは何も食べず。

 

3人が次に目指したのはJR上野駅。特急が撮りたいんだと。

 

駅のホームでしばらく別行動とし、自分は駅ナカ立ち食いそば屋でかき揚げそばを食べてから3人と合流。

その後はJR田端駅近くにある新幹線の車両基地まで歩き、そこで新幹線を撮った。そしてさらに足を伸ばして尾久駅そばの車両基地まで歩いた。新型車両を撮れて3人はご満悦。

時計を見ると17時半を過ぎていた。18時には帰れるかと思っていたが、結局帰宅したのは19時近かった。

自分が付き添っていたので帰宅時間については特に言われていなかったが、日曜なので勘弁してもらおう。夕ご飯も多少遅くなるだろうし。

 

ほぼ三匹の好きなようにやらせたが、本人たちが満足していればOK。

それにしてもかなり歩いた。足の筋肉は一般レベルより上だと思っていたが、好きなことに没頭する小学生には負けそうだ。

 

中学生になってソースが誘ってきたら丁重にお断りしよう。