B
10日の午前中は健康診断だった。
外部の検診センターへ行くと「〇〇歳の方は人間ドックを受診していただくよう、会社からのご指示がでております」とのご案内。
会社からそんなお知らせあったっけ?メールを読み飛ばしていただけかもしれないが。
人間ドックといっても通常の健康診断項目が2,3増えただけ。その日はそれほど忙しくもなかったので、検診後、簡易的な結果を聞くために少し待った。
結果を聞いた。
簡易的な結果を印刷した紙にところどころ「B」の判定が。
思ったよりも多い。
結果を聞いた後、特定保健指導を受けることに。
まず視力。右目の視力がガクンと落ちた。2年前と比べて0.5も落ちている。
視力検査の機械をのぞいた時、「え、見えない」と思ったのは視力低下のせいだったのだ。左目の視力でカバーしているような状態なのか。
そして体重が増えた。
体脂肪率も肥満の入口、中性脂肪の値が2年前の2倍、空腹時血糖も高く、糖尿病につながる恐れがあると医師から警告された。
一番の原因が、晩酌の習慣だろうと言われた。
3食きっちり食べている上に晩酌でアルコール分のエネルギーを取り、さらにつまみを食べてれば太らない方がおかしい。つまみどころか弁当のような4食目を食べることもあったのだ。体重を計らないだとかお風呂の鏡を見ないとかで現実から目をそらしていたが、目をそらし続けるのも限界のようだ。
これは言い訳でしかないが、JWの問題によるストレス、普段自分の時間が取れない分、仕事帰りの深夜に活動していたことで、帰宅後の一人晩酌が悪い習慣になっていた。
現在、家庭は表面的には平穏で、仕事も比較的スムースに進んでいるのでストレスはそう感じない。ただ夜に小腹が減っただとか、なんだか飲みたいという気分に負けて飲んだり食ったりしてしまっていたのだ。対して食欲がないのに1人前の弁当を食べて気持ち悪くなったこともあるのに、惰性で続けているような状態だった。
お医者さんからは、
・一晩に飲むお酒の量を決める(焼酎20度原液で100ml程度)
・お酒のつまみを買わない
ことを勧められた。
それ以外にもご飯の量を少し減らすことや、肉料理を控えて野菜を多く摂るようにするだとかの指導を受けた。
ひとまず晩酌をできる限りやめてみる。晩酌するにしてもつまみは買わない。
飲む量はあらかじめ決めた量で終了する。
そんな手段により、3ヶ月後に体重を3kg減らすという目標を立ててお医者さんに報告する、ということになった。
「3ヶ月で3kg減らせるんですか?」とお医者さんに聞いたら「できますよ」とサラリ。
まあ実際体が重くなったような気がするし、自転車の後輪がやけにへこんでいるように思うし、腹は確実に出ているし、体重が増えたことによる問題が出てきている。こんな第三者から言われないと素直に行動する気にならないので、今回の指導はいいきっかけになりそうだ。
結婚からしばらくした頃、ツマから痩せるよう強要されたことがある。渋々従って60kg以下まで落としたことがあるが、何かと押しつけがましいツマへの反感が増しただけで自分へのメリットを感じなかった。
今回は自分で決めたこと。時々やたら飲み食いすることもあるかもしれないが、それ以外は努力してみようと思う。
なんてかっこいいことを書いたが、3ヶ月後はどうなっているやら・・・?