ボヤージュと一緒
水曜日の晩にボヤージュと話をしていて、通勤で通る自転車道のとある街灯にカブトムシが集まっていることを話すと「行きたい!」と言い出した。
翌日は休みだったので、自転車で一緒に行くことにした。ソースも一度は行きたいと言ってきたが、ボヤージュがいやな顔をすると「やっぱ行かない」とTVをつけた。
ソースの自転車をお下がりにもらったことで、やっと子供乗せから開放された。
ツマの宗教のこともあり、誰かに依存するような状態を少しでも解消したいと思っていたので、自分の自転車を持てたことはよいと思っている。
ソースほど速くはないものの、危なげない運転で自分も安心して見ていられる。
20分ほど自転車をこいで目的地に着くと、早速木の根元にオスのカブトムシをみつけた。ボヤージュ大喜び。
散歩をしていたご老人からも1匹もらい、早くも2匹。近くを探すとまたもや木の根元に2匹。周辺を探し回った結果、6匹のカブトムシをゲット。朝それほど早い時刻ではないのに、これだけ採れるとは。
さすがに6匹の面倒は見きれないので、2匹逃して4匹を持ち帰ることにした。
さて、そんなカブトムシ探しをしている最中に、
携帯カメラで撮影したためピントがいまいち合わなかったのだが、異様な虫をみつけた。
何かの幼虫のようだが、長い前足が6本あり、首がくびれ、ふくらんだ尾部。
そもそも幼虫なのか成虫なのか判断しかねる姿。
ボヤージュも「キモイー!」と言いながら眺めていた。
自宅に帰って調べてみると、シャチホコガの幼虫だそうで。
まるでウルトラマンに登場しそうなユニークな形態で、宇宙から飛来した外来生物かと思ってしまった。サシガメを見た時も相当なインパクトがあったが、こいつはそれを超える。
身近な場所にも新たな発見はあるもんだ。
午後は近くのプールへ。
猛烈な暑さの午後は家になぞいたくない。エアコンをつけていても、熱を帯びたコンクリから遠赤外線のようなエネルギーを感じてしまう。
昼ごはんを食べた後すぐに出かけた。
プールの水も太陽の恵みを受けてぬる〜くなっている。それでも灼熱の空気の中にいるより100倍いい。
それほど泳ぎのうまくないボヤージュ。5mほど平泳ぎをしてはバタバタこちらにしがみつく。
試しに10m離れたプールサイドを目標に泳がせたら簡単に到達した。
目標が遠いと途中であきらめてしまいがちだが、目に見える目標へ向かうのは比較的たやすい。
そんなこんなで日中はボヤージュとずっと一緒にいた。
ホントは夕ご飯の後、メスのカブトムシを採りに朝行ったところへ行く予定だったが、ボヤージュは「疲れた」と行ってツマの部屋に引っ込んでしまった。
そして土曜日の早朝、ボヤージュはツマと出かけていった。
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