今こそ方舟を造るときでは
今年何度も日本を襲った巨大台風。
各地に大きな被害を与え、2度も3度も襲来している場所もある。
こういう状況を「神も仏もない」というのだろう。
ぼーっと中東書紀に記述のある方舟を思い浮かべてみた。
しかし考えてみると、あの方舟、溺れていた人を一人も救っていないのだ。
ノアの造る方舟をバカにしていた人たちも、いざ大洪水となった時には迫ってくる水から逃れようとしてノアに助けを求めたであろう。
ノア一家が洪水中に舟から外に出ることはなかったかもしれないが、溺れかけた人々が方舟にすがりつこうとしていたかもしれない。
紙を信じたノア一家のみが救われた。しかし彼らは紙への信仰はあっても良心は皆無だったのではなかろうか。
「紙は愛だ」と中東書紀には書いてあるが、紙を信じない人に与えない愛などニセモノの愛だ。
現在の人間すべてがノア一家を祖先とするなら、今の社会状況も当然の結果だろう。
自分の信じるものだけを盲信し、良心をないがしろにした人間の子孫なのだ。
この調子では、たとえハルマゲドンが来て紙を信じた人間が生き残ったとしても、何百年か後には紙を信じない連中が多くを占めるだろう。
まあ、中東書紀に書かれていることの大部分はおとぎ話だと自分は思っているが。
さあ、日本のJW諸君、今こそ方舟を建造する時ですぞ。
想定外の水害に備えて海老名に巨大な方舟を作り、洪水の被害に遭われた方々を収容すれば、JWの評価はうなぎのぼりでしょうぜ。
ああいかん、信者を増やすような提案をしてしまった・・・
☆追伸
10月21日に、akiba:F 献血ルームで献血をしてきた。
普段にくらべてずいぶんたくさんの人がいるなあと思って看護師さんに聞いてみたところ、台風による被災の影響で血液が不足し、動員がかかっているらしいとのこと。
秋葉原周辺の会社の方々なんだろう。
自分は被災地でボランティアをしたことがないが、献血することがわずかでも役に立ったならうれしいことだ。