中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

「世にも美しき数学者たちの日常」を読む

師走にも関わらずけっこう休みが取れている。年賀状のデザインが何も思いつかないまま、「にゃんこ大戦争(ネットゲーム)」と図書館から届く本にばかり逃避する今日このごろ。

 

さて、本日紹介するのは

https://www.amazon.co.jp/世にも美しき数学者たちの日常-幻冬舎単行本-二宮敦人-ebook/dp/B07Q1P1464

 

一般人が「数学者」と聞くと、神経質ですべての物事に細かく、コンピューターに詳しく、なんてイメージが浮かぶだろう。

そして「数学」という言葉を聞くだけでショック症状を起こす人もいるのではなかろうか。

 

この本では、いわゆる数学者と呼ばれる方が、普段どんな生活をしているとか、数学に対する取り組みを、一般的な読み物として書いている。

 

人当たりがよく、温厚な方なのに、数学への取り組みに対しては全然変わってしまうような方、数学のすばらしさを紹介する「ロマンティック数学ナイト」を主催する方、数学のごく一部の理論を美しいと感じ、それだけに情熱をかける中学生、などなど。

 

本を読んでいると、「数学っておいしそうだなあ」と思ってくる。

 

人生の中で算数や数学を勉強していてあまり面白くなかったのは、それが先生からの押しつけ(教育)であったり、受験のためにやらなければならないことだったからだ。数の世界を紹介することではなく、計算や結果を出すためのテクニックだけを学ばされるから拒否反応を起こす人が多いんだと個人的に思う。

 

試験や宿題に追われず、ゆったりと向き合えば、面白い数学の世界が見えてくるに違いない。

 

朝日新聞の土曜日朝刊に「数独」が載っているのでいつもチャレンジしている。あれも数の法則を利用したパズルゲームで、法則に従えば必ず解ける。その法則がみつけられなくて断念することも多々あるのだが・・・

 

日常生活で数学のお世話になることは多い。基本的には計算が多くを占めるが、様々な分野に数学が顔をのぞかせている。

 

数学には今でも証明できない問題がいくつか残っている。

しかし個人的に数学者に証明してもらいたいのは「神の存在証明」だ。

オイラーが数式によって神の存在証明をしたことがあったらしいが、Wikiによればどうもでまかせっぽい。

結果が出ることで一部の世界が崩壊するかもしれないが、崩壊の先に新たな概念や世界が誕生するかもしれない。

「数学」者の皆様、お願いします(と他人まかせ)!!!

 

 

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