新型コロナウイルスパニック
ドラッグストアで、いつもは店先に山積みされているトイレットペーパーが空っぽ、という日がもう一週間近く続いているだろうか。
ティッシュペーパーもほとんどなかった。
不思議に思ったのは女性の○○用品の棚もほぼ空っぽだったこと。
もしかしてあれでマスクを自作する方がいるのかと、変態的な妄想を抱いてしまう自分。
土曜の晩、仕事帰りにお酒を買おうとスーパーに寄ると、肉の棚に商品がまったくなかった。
これは台風が猛威をふるった時と同じ状態だった。
翌朝、次の日に炊くお米が足りないことに気づいて出勤前にスーパーに寄ると、お米の棚に一袋しかお米が残っていなかった。
もちろん迷わず購入。
食料品に品薄の棚が目立つ。
パニックなんだ。
感染していない人が普通のマスクをつけていても、新型コロナウイルスは繊維の隙間を通り抜けるから意味はない、と説明されても、咳やくしゃみをした人の飛沫を防ぐという意味ではマスクをしている方が安心なんだと思う。
トイレットペーパーの原料がマスクの原料と同じだから、マスクが品薄になるとトイレットペーパーやティッシュも不足する、というデマが流れているせいでトイレットペーパーやティッシュペーパーが買い占められているようだ。
食料品については、しばらく家にこもると覚悟を決めた方々が、何週間分かの食料をまとめ買いしたせいでこのような状態になったのだろう。それにしても米がなくなってしまうとは思わなんだ。月曜日には在庫が補充されたのでホッとしたが。
目に見えないものというのは、目に見えるものよりも人を不安に陥れる。
紙もウイルスと同様、見えない(いるかどうかも分からない)から人を不安にさせる。
ここでとある宗教が、マスクをつけていない状態で通常生活を送り、8月まで信者が一人も感染しなかったとなれば、「紙が信者を守った」ということになるかもしれないが、そうはならないだろう。
現に集会は自粛されている。
「我々は○○バに守られているから決して感染しない」という妄想を抱く上層部でなくてよかった。一部信者にはそう思っている輩もいるんだろうが。
さて、これは個人的な提案なのだが、他人からの飛沫を防ぐだけなら、いわゆるマスクでなくともよいのでは、と思う。
冗談に取られるかもしれないが、それこそお祭りで売っているお面をかぶっても十分効果があるんじゃなかろうか。
一人数枚用意すれば、洗って使い回しもできるだろうし。
視野が狭くなることと、少々呼吸がしにくいことが難点だろうか。
感染リスクは大して減らないだろうが、気休めという意味ではマスクと変わらない気がする。
そもそもmaskとは仮面、覆面という意味もあるのだ。どちらもmask!
本当に必要な方々にマスクが行き渡るよう、飛沫防止目的だけならば、マスクの代わりになるものを探さないと。デマに流されずに正しい情報を自分で掴まないと。
「仲良しから転送されたツイートだから信じる」ことが一番安易な行為だと認識することも大事。情報源を自分でも確認した上で正確な情報かどうかを判定すること。
マスクなし生活を一週間続けているが、電車通勤でないため比較的お気楽でいる自分。
しかし・・・そろそろ目がしょぼしょぼしてきた。楽しい花粉症の季節も始まっている(泣)。