中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

まだまだ先は長い

自宅待機を命じられてから一週間が経った。

 

「在宅勤務」ではないので、額面通り自宅で待機している。呼ばれたらいつでも出勤できるようにしてはいるものの、夕方になっていきなり「なおじ、出勤してくれ」なんてことには決してならない。何しろ現場は5月半ばまでぶっ飛んでいるのだから。

5月になったら「5月の全現場が中止!6月も前半は作業なし!」なんてことだってありうる。

だから、今から肩肘はって「何か仕事をしなくちゃ」という気持ちはなるべく抱かないようにしている。抱いたところで現場が回ってない以上する仕事もないのだ。

こんな時こそ自己啓発的なことをするべきなんだろか?

同僚や後輩たちは精神的にまいっていないだろうか。

家庭に居場所がないらしく、現場のない日が続いても有給休暇を取ろうとしなかった同僚は、いったいどうやって日々を過ごしているのだろう。

在宅勤務用のPCを受け取った後輩は、自宅で何の書類を作っているのだろう。

「在宅勤務」という言葉にしばられて、PCの前で自分自身がフリーズし、無駄に時間を消費してはいないかと心配になる。

自分だって「在宅勤務」と命令されたら、壁に向かって正座しながらただただ時間が過ぎるのを待つようなイメージを持ってしまう。

 

これはホントに手前勝手だが、自宅待機とは「現場復帰時に、自宅待機前と同じ肉体・精神状態で臨めるようにすること」だと解釈している。

なので、今はとにかく気持ちを楽にすること、を前提にしている。

炊事・そうじなど、家の中でやらなければならないことや、やったほうがいいことはいろいろある。でも毎日「何かをしなくちゃ」という脅迫的な気持ちで動くつもりもない。

やる気になったらやれるだけやる、くらいにしとく。

 

さて、息子たちの状況。

 

ソースは相変わらず。

スマホのアラームで一旦起きるも、アラームを停めたらまたふとんをかぶる。

毎朝ラジオ体操をするという課題のため、ラジオ体操の前奏でふとんから飛び出し、自分と一緒にダラダラ体操する。

体操終了後、またふとんに潜り込み、朝ごはんを食べたらスマホいじり→PCでYoutube鑑賞→中学の課題をやれるだけやる→スマホいじり→TV→昼ごはん→TV・スマホいじり・課題→夕ご飯→TV→寝る。 という状態。

 

ボヤージュはもともとあまり外に出ない生活だったので、小学校が休校になっても大して退屈していない。自宅にいるせいで多くの時間をツマと共にしているのが悩ましいところ。

朝はツマに起こされるまでふとんの中→ツマにくっついて顔を洗う→朝ごはんを食べない時もあり、食べても1時間ほど遅くに食べる→ツマの部屋で学校の課題をする→近くの公園でツマとなわとびの課題をする→日によってはツマと一緒に買い物に行く→ツマと昼ごはん→ツマの部屋で何かしてる→風呂(ツマと一緒)→夕ご飯→ソースと遊ぶかツマの部屋にいる→21時前に寝る。 という状態。

 

Amazon PrimeVideoで放映していた「鬼滅の刃」シーズン1を観終わったため、たまたま次に放送していた「Dr.STONE」というアニメをボヤージュと一緒に観た。

けっこうはまっていたようで、ツマの目を盗みながら5日ほどでシーズン1を観終わってしまった。次は何を観ようかね。

 

家にこもってばかりだとやることも尽きてくる(自分の想像力が乏しいだけだが)。

最近ボヤージュがはまっているゲームが「どうぶつの森 ポケットキャンプ」だ。

play.google.com

 

キャンプ場で果物を収穫したり虫を捕まえたり魚を釣ったりするゲームだが、JW的に突っ込むところがないためにツマも禁止する理由が作れないようだ。

時々ツマの部屋から抜け出して、自分のタブレットでプレイするボヤージュ。しかしツマが部屋を出る物音を聴くとサッとタブレットから離れ、何食わぬ顔で他のことをやってごまかす。

なんとも切ない状態だが、隠れてでも自分のやりたいことができるならそうすればいいと思っている。ツマを喜ばせるために生きているわけじゃあないんだから(そんな存在はただのペットだ)。

 

そんな息子たちに別段きつく注意することもなく、一緒にだらだら過ごす自分。

息子たちに「課題やったの?」と言う自分をイメージする前に、誰かから「自宅で仕事しなさいよ!」と言われてどう思うか、を想像するととても息子たちを怒れない。

ということで、だらだらなダメ父ちゃんになって一日を過ごす。息子たちがちょっかいを出してきたら怒ったフリをして「狂乱のDVお父ちゃん(by にゃんこ大戦争)」になり、息子たちを追いかけ回す。

普段「立派な父親」を見せつけている方が、自宅待機や在宅勤務になってもその権威を維持できているなら大したものだ。無理に偉い父親ぶろうとしてあれこれ子供にケチをつけたり干渉してもいいことはないと思う。子供や奥様に軽蔑されたら真のDVダンナに豹変するかもしれない。それは自戒も込めて書いておく。こんなこと書いている自分の一週間後がどうなっているかは分からない。だからツマとは極力接触しないようにする。こんな状況でつまらぬ会話から諍いを起こしたら、自分の怒りをコントロールできない。

 

息子たちはもう1ヶ月半学校に行っていない。いざ登校し始めた時、どんな影響が出るのだろう。

 

 長くなったのでとりあえずここまで。