中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

初めての年越し

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今回は実家に帰省するのを取りやめた。

社会人になってから今まで正月には必ず実家にいたので、本年の業務が終了しても帰省の準備をする必要がなくなった。

そして、正月を実家で迎えないということは、この年末、お正月の準備を自分でしなくてはならないということになる。

 

今さら書く必要もないが、戸籍上の配偶者(以後ツマと称す)の入信したカルト宗教のおかげで、ツマの影響を受けた息子たち、特に下の息子ボヤージュは正月に関わることを避ける。

自分は少しでも正月気分を出そうと、若干おせち料理を作ることにした。

良心市で大きなサツマイモを売っていたのでそれを使ってきんとんを作ることに。

クックパッドに出ていたレシピを元にして、煮たサツマイモを上の息子ソースにつぶしてもらったが、「皮に近い部分が固い!」とクレームが入った。

しょうがないので一旦つぶしたサツマイモを裏ごしした。なめらかになったところに市販の栗甘露煮を混ぜて栗きんとんの完成。元のサツマイモがかなり甘かったが、甘露煮のつゆを混ぜたらさらに甘ーく子供好みの味に。ソースもおいしいとパクパク食べてくれたので、来年も作ってみようと思う。

 

前日にはみかんを箱買いし、みかん寒天を作ってみた。

L玉10個を使ってやっと500mlのみかん果汁を絞り出した。昔と比べてみかんの皮が薄くなったように感じる。半分に切ったみかんを絞り器で絞ると、果肉がつぶれるのと同時に皮まで破れてしまう。あまり力を入れないようにして絞ると果汁が絞りきれない。絞りきれない果肉は自分の口の中へ放り込んだ。

そんなんでできたみかん寒天は、みかんをそのまま食べるよりも酸味が出ておいしくなった。

これはボヤージュも喜んで食べた。

 

さて、いつもは実家の母が、親戚連中の分も含めて年越しそばを手打ちするのだが、今年は体調不良につき打てなくなった。「材料を送ったら打つかい?」とメールが来たので「やってみる」と返信した。

 

実家にいる頃からそば打ちを手伝っており、結婚するまでは自宅でも何度かそばを打っていた。それから数年そばを打つことはなかったが、手打ちそばが手に入らないのであれば自分で打たねば・・・

 

久しぶりなので準備や段取りが悪く、あれよあれよという間に夕方に。

ボヤージュが手伝ってくれたおかげでなんとか夕飯前に茹であげることができた。

 

ということで、自宅での初めての年越し。ささやかではあったが、年末気分くらいは味わえたと思う。

 

現役信者の家庭はこの時期、どんな状態で過ごしているんだろう。

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食べかけの年越しそば