中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

めくり遭い

少し長い勤務明けの休みに図書館へ寄ってみた。

予約している本はしばらく手元に届かないようなので、新着コーナーをながめるとピンとくる本があったので借りてみた。

 

その内の1冊は複数の著者による短編集なのだけど、面白い作品がちりばめられていて気に入った。

www.kinokuniya.co.jp

 

個人的には「地球に磔にされた男」が良かったが、それ以外の作品もよい。

大きな感動だとか全米が泣いたとかいうものではないが、読後にじわりと心にしみる、そんな作品が多い。

 

ちなみに一番最後に収録されている作品は、宗教2世が登場している。

意図なく借りたものから不意な出会い。自分が知らないだけでけっこう宗教2世の登場する作品があるのかもしれない。

 

内容が分かってしまうので詳細は書けないが、希望へとつながる話ではある。

 

思いがけぬ出会いやめぐり遭いがあると、何だかうれしくなる。生活や行動パターンがマンネリ化してきたら、見知らぬ場所を訪ねてみるのもおもしろいかもしれない。まあこのご時世ではなかなか動きづらいのだけど。