JWコミュニティの戦略
小学校が始まったばかりなので、上の息子は金曜日まで昼前に帰ってくる。
幼稚園も金曜日が始業式で、土日をはさんでしばらく午前保育となる。
春休みだけでは飽きたらず、ツマの趣味についていかざるを得ない息子たち。
まあその日息子たちが行ったのは、JWの方々主催のパンとビザ作りの集い(彼らは交わりという)。
次の日テーブルにパンが置かれていて、初めて話を聞いた。
オットには何も言わずにエホビアンとの交流を平気で続けているのに、無害な元JWとの接触は禁止なんですかい? 完全らしいエホバに仕えている身なのに、相当サタン(エホバと同じで妄想に過ぎないのだが)の誘惑に弱いらしい。
自分に言わせれば「バカじゃないの」。
スポーツにしてもパン作りにしても、JWのコミュニティじゃなくても体験できる。
エホビアン達が自分たちだけで集まってイベントを行い「自分たちは楽しいんだ、だからエホバの証人の生活は楽しいものだ」と思わせるのは彼らの得意技だ。
「一般社会の生活は誠につまらない」ことを強調するために一般社会の行事を制限し、それを破るとエホバに罰されると脅す。
そうじゃなくて、一般社会のイベントに普通に参加して、その中で宗教的な制限があれば正直に言えばいいんじゃないのかね? 子供に「証言」と呼ばれるダメダメ事項の筋書きを読ませる前に、駅前で、飲み屋で、務める会社で大人の「証言」をしな。
特に1世は、自分が子供の頃、数々の禁止事項に縛られ、行事に参加しない理由を自分が納得できないのに言わされるという苦痛を想像してみたらいい。まあそれができないから平気で子供に紙の教えを精神に彫り込んでいるんだろうね。
土曜日。
上の息子が「父ちゃん何時に出かけるの?」と聞いてくる。
自分が出かけた途端に、部屋にこもっていたツマが息子たちにダメダメ攻撃と、いらないものは捨てるよ攻撃、組織の雑誌を勉強しなさい攻撃をするのだろう。自分がいる間は歯止めが効く。
子供にはまず国語力を養ってもらいたい。JWの矛盾だらけの雑誌に違和感を感じられる人間になれれば離れるのはたやすいだろう。
子供にエホバとおとぎ話の主人公が同じ存在だと理解させるにはどうしたらいいだろう。