卒業
先日、上の息子(ソース)の卒業式があった。
たまたま仕事が休みだったので出席。
席に座り、自分が中学生だった時の卒業式のことを思い出しながら式の進行を見守った。
当時ブラスバンドが柏原芳恵の「春なのに」を演奏していたなあ、いや、オフコースの「さよなら」だったっけ?とおぼろげな記憶をかき回す。
式の最後の言葉を生徒が述べる中で伴奏が始まり、3年生が合唱の大勢に移動して3年生全体の合唱があった。ドラマのエンディングのような演出にちょびっと感動。
校庭で在校生と保護者が3年生を出迎え、後はわいわいと大騒ぎ。自分も顔見知りの生徒や先生に声をかけ、写真撮影に参加したり撮影したり。
これで二度と会わない人もいるのだろう。自分も中学卒業以来会っていない連中はたくさんいる。どうしているかとも思わないが、元気でいれば何よりだ。
ソースは「俺泣くかも」なんて言っていたが泣かなかった。
自分も当時泣くことはなかった。中学が楽しくなかったわけじゃないが、名残惜しいとも思わなかった。かといって4月からの高校生活に期待していたという記憶もない。あまり物を考えていない中3坊やだったんだろう。
ボヤージュは5年生なので卒業式に参加した。
(親の都合で)面倒なことにならなければいいと思っていたが、前日も当日もケロリとした顔で帰ってきた。本人がどのように対応したかは聞いていないが、自分の心が楽になる方法であればケチはつけない。
さて、いよいよ4月となる。ソースの高校デビューはどのようなものとなるか、他人事なんだけどやっぱり気になってしまう。