中東書記(聖書と呼ばれる書き物)に興味のない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教にマインドコントロールされてしまった方々についてぼやいております。

『「ニセ医学」に騙されないために』を読む

今回の記事はエホビアン関連のものではない。
エホバの証人の情報を集める中で、「ニセ科学」や「ニセ医学」という言葉を知った。
いずれも科学的・医学的根拠のないことをいかにも科学的・医学的であるような物言いをしているいわゆる「インチキ」と呼べるものだ。

そしてインターネットでエホバの証人関連の情報を仕入れている中で「NATROM」さんのブログに出会った。

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/searchdiary?word=%A5%A8%A5%DB%A5%D0%A4%CE%BE%DA%BF%CD

 

NATROM氏の記述するブログは基本的に「ニセ医学」に対して理論的な反論を行っているものだ。自分はこのサイトで理論的なものの書き方を知り(実践できてはいないのだが)、NATROM氏に深く感銘を受けた。エホビアン関連のブログがAmebaに多いことは知っていたが、Hatena Blogに本ブログを掲載したのはNATROM氏に敬意を表して、という意味もある。

そのNATROM氏が書いた『「ニセ医学」に騙されないために』をようやく読むことができた。

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購入すればすぐに読めたのだろうが、ケチな自分は図書館で半年近く待つことになった。NATROMさんに敬意を表するなどと書きながら態度が裏腹ですね・・・

 

さて、それほどページ数も多くなく、文字が詰まっているわけではないので、スラスラーと読めてしまった。それでもNATROM氏の文章は鋭くて優しい。誤った理論を押し付ける輩には容赦ない批判を浴びせるが、個人の自由はできる限り尊重する。読んでいて心地よかった。

 

この本は「ニセ医学」のどこが「ニセ」なのかを理論的に説明しているが、この理論の進め方は宗教にもあてはめられる、と思う。

 

ある宗教が真理としているものの、どこに根拠があるのか。神様は信者をこのように導いています→どうしてなのか。
経典のこの文章に書かれていますよ→この文章からどうしてこのような導きになるのでしょう???前後の文章を読むとそういうニュアンスにはなりませんけど・・・

 

盲信している方はそのような考え方をしなくなっているでしょうが、まだ自分で思考する能力のある方は、解説書(例えば〜の塔とか◯ざめよ!とか)の示す中東神話の一文だけでなく、周辺の文も一緒に読むべきです。ひどい場合は「◯◯◯・・・×××です」と表記して、「・・・」の部分を抜くことで文の内容をまったく違った意味合いにしている事があります(例を挙げていないので後日追記します)。

 

中東神話を解説書主体で読むのではなく、まずは中東神話を自分の感じるままに読んでみることをお勧めします(できれば新世界訳は避けた方がいいと思います)。初めから回答の書いてある数学の教科書を読んで面白いと思いますか。身につくと思いますか。自分で考えて噛み砕いて消化することで初めて身につくものではないでしょうか。

 

紹介した本を読んだ復習として「血液の闇」を読むことをお勧めします。

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NATROM氏と船瀬・内海氏の文章の書き方や理論?の進め方を比較してみてください。どちらが理論的か、どちらの方が信頼しうるか、冷静な方なら判断できるでしょう。

 

おやすみなさい。