中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

登園拒否 2

始業式には行ってくれたんだ。

でも11日の火曜日、部屋に来た下の息子が

「きょうつかれてるからようちえんやすむー」と言ってきた。

よくない対応だったのだが、ちょっと怒ったような顔をして「つかれたじゃないでしょ。いきたくないんでしょ?」と問い詰めた。

小さく首を縦に振る息子。

泣きそうな顔になった息子を抱き上げて頭をなでた。

自分も泣けるもんなら泣きたいもんだ。

 

翌日は自分が休みだったので幼稚園のお見送りとお迎えをした。

昼ごはんを食べて13:50お迎えが普通なのだが、下の息子が「早お迎えにして〜」とせがむため13:15にお迎えに。

 

その時間はすでに皆お帰り支度をして待っている。それが20分や30分伸びたところで何が違うのだろう、と思いながらお迎えに。

 

 

ちょっと時間を遡るが、春休み中の4月頭に3連休だったので、下の息子と自転車の練習をした。

その前の休みにはけっこううまく乗れていたので、この3日間でなんとかしようと思っていた。

1日目で3,4秒足をつくことなく乗れるようになり、2日目でマンションの駐車場付近をまっすぐ走れるようになった。

そして3日目、ハンドルさばきもそれなりにうまくなり、かなり安心できるレベルまで上達した。息子もうれしかったようで、晩ごはんのお買い物に自分の自転車で行く、と言い出した。もちろん自分は伴走して息子のサポートに。

それほど危ない状態にならずに500mほど先のスーパーまで行き着いた。

 

昨日は小金井公園のサイクリングコースを走ったが、物足りないので「◯◯、自分の好きなところに走って行っていいから」と指示して、自分は息子の後ろについていくことにした。

 

もうちょっとしたデコボコにも車輪を取られずに走れるようになっている。バランスを崩しても転ぶことなく足でふんばる。何よりも長時間走れることにものすごい進歩を感じた。

下の息子も自分の行きたいところへ自分の自転車で自由に行けるのがすごく楽しかったようだった。おもいっきりほめてあげた。

結局その日も晩ごはんのおかずを買いに、自転車でスーパーまで行った息子。

 

(これだけ楽しい思いをしたら、明日は無条件で幼稚園に行ってくれるだろう)

と思っていたら、「ひよっこ」を見終わった息子が部屋にやってきて

「きょうようちえんにいきたくないんだけど、いかなくてもいい?」

と聞いてきた。

 

残念な気持ちを表に出さないようにして「いいよ」と答えた。

 

ツマがエホビアンでなければ、多少無理強いになっても幼稚園に行かせたかもしれない。しかし誠に残念ながら、彼女はエホビアン・・・

 

下の息子はツマと一緒に霊的お姉さんのお家に出かけていった。

自分の要求が通らない幼稚園よりも、常に優しくしてくれるおばあちゃん達の方が楽しいのだろうか・・・

 

どうも下の息子の登園拒否の理由がつかめないでいる。本人に聞いてもはっきり言わないだろうし話をしてくれても対応できるかどうか分からない。

 

 

現在の自分としては、「息子の自由に任せる」というスタンスでいようと思う。

そしてJWのことは第一原因としないことにした。幼稚園とカルトに絡まなければ、いたって普通の生活をする6歳の子供だ。

幼稚園以外の会話からでは何か別のことを気に病んでいる様子はない。じゃあ幼稚園の何が原因かといえば、「息子のお友達が自分のやりたい遊びをやってくれない」ことらしい。
親感覚で見ると「そんなのお友達に「いやだ!」と言えばいいじゃない!」と言いたくなるが、それを言えず我慢しちゃっているみたいなのだ。

下の息子は上の息子に比べて感受性が高い(言い換えれば上の息子は鈍い)。

夫婦関係やその他自分の周辺のことをけっこう敏感に感じ取っているのかもしれない。

エホビアンたちは、一般社会の人々を根拠なく「サタン」とみなすろくでなしどもだ。そこに感化されて下の息子が一般社会のお友達を避けるようにならないか、心配だという。

 

ただ今は下の息子を責めるような真似はやめようと思う。

第一に義務教育でない。義務教育だとしたらもう少し無理して幼稚園に通わせるのだが。

 

そして、幼稚園に行かないことを罪悪感として持たないようにしないと。幼稚園に行かなかったという引け目が、幼稚園に行くのに余計なプレッシャーを与えてはいけない。

 

あとは、幼稚園のことを悪く思わないようにする。

そのために下の息子に様々なことに自信をつけてもらう。まず自転車は自慢できる。足の速さもトップクラス。お友達との遊び以外では全然平気。

幼稚園での楽しい思い出をいくつか挙げるのも手だろうか。

 

ホントに、ちょっとした子供同士の聞き違いだったのかもしれない。

どんなことがあっても、息子の自尊心をえぐりとるような真似はしない。

 

いずれ時が解決してくれるかもしれない。せめてそれを邪魔しないよう、余計なちょっかいを出す邪魔者を蹴とばしていこう。

息子とその周辺に種をまきながら。