のんびり
下の息子を半ば強制的にお泊り保育に蹴り飛ばした鬼親(笑)。
上の息子はもうあまり親とは遊ばない。家に帰ってきて昼ごはんを食べると、荷物を持って「いってきまーす」と言って18時まで帰ってこない。
自動的に夕ご飯まで自由時間となる。
下の息子がいるとその面倒を見なくてはならないのであまり自由時間がなかったが、息子二人のいない午後・・・意外と天国気分かも。
といいながらほとんど何もせずに夕方に。いや、何もしないでいられる時間こそが至福の時なのだ、きっと。
ツマも集会に出かけたので、夕食は上の息子と2人で。
2011年の時のことを思い出した。
当時上の息子は3歳。ツマは切迫流産の恐れがあるため入院中。
停電前にご飯(おにぎり)を作り、ろうそくの明かりの元で上の息子と一緒に食べた。
そしてバッテリーランタンをそばに置いての入浴。
その時のことを息子は憶えていて、「楽しかったね」なんて言う。
下の息子が大泣きして先生が電話をかけてくるかも・・・という想定はしていたが、21時を過ぎても連絡がないので、下の息子の気持ちはともかく、問題はクリアした、と認識した。
次の日下の息子を迎えに行くと、すっきりした顔でこちらに手を振った。
先生に聞いたところ、夜一度だけ「お父ちゃんに迎えにきて欲しい」とつぶやいたらしいが、それからは何も言わず、楽しく過ごしたそうな。
息子の心配していた「寝ている時の指しゃぶり」もしていなかったそうで、下の息子もそれはうれしかったみたい。
結局親の心配するようなことはなく、期間中楽しく過ごせたようだった。
自転車に乗っても、自宅に戻っても、下の息子はお泊り保育のことをずっとしゃべっていた。それだけで楽しかったことが伺える。
多少強制的ではあったが、参加させてよかった。
下の息子も自分に自信が少し持てたかもしれない。