なおじは羊が大好きです
30日、仕事をしながらレコ大を観ていた。
ピチピチ(死語)の若い子が跳ね回るステージを眺め、DA PUMPと三浦大知のキレッキレのダンスに口笛を吹き、土屋太鳳のいまいちなMCに苦笑い。
そんな中で耳に残った歌のひとつが、JUJU&HITSUJIの「かわいそうだよね」だった。
HITSUJIとは、女優の吉田羊さん。
なんと言ったらいいんだろう。声が特にいいわけではないのだけど、歌に引きつけられてしまうのだ。
以前も記事にしたが、俳優の歌は、うまい、という表現ではなく「聞かせる」歌のように思う。
「アナと雪の女王」を歌ったMay Jが松たか子にかなわなかったのは、ただの歌(と書いたら失礼になるけれど)と、エルザ(だっけ?)の心の声を表現したものの差がはっきりしていたからだと思う。
番組情報によると、JUJUと吉田羊さんは「ぴったんこカン・カン」で共演した時に一緒にカラオケを歌ったことがきっかけでコラボが実現したらしい。
VTRで「ロンリー・チャップリン」をデュエットしている二人を見て「おおおおお」と思ってしまった。
さて、歌詞もなかなかよい。
聞いていて、自分というものについて考えさせられる。
他人を哀れんでいたはずなのに、実は自分の方が哀れだったと気づく時って、どんな気持ちになるんだろう。そう思った時に自分で自分をなぐさめられるだろうか。
そばに抱きしめてくれる誰かがいるだろうか。
まあそれは置いといて、吉田羊さん、独特の存在感があってお気に入りの女優さんだ。
看護師役とか似合いそうで、個人的には「神様のカルテ」の東西直美役をイメージしている。ちなみに主人公の栗原一止は櫻井翔ではなく、少し若くした西島秀俊がいいと思っている。
着地点が不明で申し訳ない。