3月も末になってやっと書くことができた。
2月から私立大学の受験が始まった。
某有名大学(よく箱根駅伝に出場している)を第一志望にしていた上の息子(ソース)。
予備校で事前の面談を行い、受けたい大学を日程が被らないように選び、その中から必要ない大学は抜いてほしいなあ、と思っていたのに9学科も受験したいだと・・・?
ご存知の方が多いと思うが、大学受験には受験料がかかる。私立大学で1校3万円程度。同じ大学で複数学科を受験すれば少し割引されるが、大した割引ではない。
まあこれだけ受ければどこかには合格するだろうと思っていた。
しかし、ソースから何も言ってこないうちに2月半ばが過ぎ、2月の終わりが近づいてやっと「◯◯大学補欠合格だった」とボソリ。
どうもその他の大学はすべて落ちた模様。それからは、2月末に大本命の大学が残っているというのに家では明らかにやる気のない態度。予備校には通っていたが、どれほどがんばっていたのかわからない。
3月頭になった。
仕事から帰るとくらーい表情でソースが「浪人させてください」と言ってきた。
どうやら大本命の大学にも落ちたようだ。補欠合格の大学からも連絡はない。
自分は冷静に言った。「浪人はさせないって言ったよね」
自分の高校時代の友人の例を挙げ、今のソースでは浪人したところで現時点よりレベルの高い大学に入れる可能性はほぼゼロだということ、下の息子の高校受験とかぶることもあって経済的に余裕のないこと、を話した。
そして高校の先生に会って、何か別の選択肢(専門学校などの受験)がないかを相談するよう言った。
翌日の帰宅後、高校の先生や予備校の講師と相談して、まだこの時期に募集のある、合格可能であろう大学をみつけて受験したいとの意向を聞いた。とりあえずOKを出し、落ちたら働けと付け加えた(これはずっと前から言っていたことだったが)。
3月12日に受験があり、16日に合格発表。合格していた。
大学の情報など何にも知らない状態だったがとりあえずホッとした。
翌日速達で届いた入学手続きを読んだ。遅い時期の合格ということもあって手続きの締切が短く、たまたま平日休みが多い時期だったので銀行振込やら郵送資料の記載など、ソースに呼ばれるたびに「はいはい」と対応していった。
そして手続きが済み、翌日職場で昼ご飯を食べていると、ソースからLINE通話が入った。
「ナニ」と思って通話に出ると、ソースが興奮した口調で「おとーさん受かった!◯◯大学受かった!」と叫んでいる。泣いているのか?
2月半ばに補欠合格の通知があった◯◯大学(ここも時々箱根駅伝に出場している)から、今になって繰り上げ合格の連絡が入ったので、出資者である父の意向を聞くために電話をしてきたのだと。
「(もともと複数志望していたうちのひとつに合格したんだから)行きたいだろう?」
「うん」
「そしたら大学に入学すると伝えなさい。他のことは気にしないでいいから。」
行きたいところに行けるならばそれに越したことはない。モチベーションが違う。
正直なところ、希望していなかった大学に行っても続かないんじゃないかと思っていた。
そんなわけで2度目の入学手続き。
ソースは1度目の時と雰囲気が違う。はしゃいでいる。
もろもろの手続きが終わったため、ソースはお気楽に友達と遊び回っている。
友達の何人かは浪人するらしい。親御さんの経済力の賜物だろうか。
そんなソースの大学受験のお話でした。

ソース、大学合格おめでとう。