家族監視
以前の記事で、ツマがやけに子供たちにつきまとうようになったことを書いた。
そして自分はツマを連れてどこかに行こうという気がここ数年まったく起こらない。
ツマと出かけて「楽しい」だろうという想像ができないからだ。
子供たちが楽しむために出かけているのに、どうでもいいことにケチをつけたり怒ってばかり、干渉しすぎの言動に我慢ならなかった。
なのでツマが何も言わないかぎり、子供とでかける時はツマ抜きだ。少なくとも自分はその方が気が楽だ。子供の世話をするよりツマがそばにいる方が精神的に疲弊する。
2つ前の記事にも書いたが、上の息子の部活を決めるのにいちいち口を挟むツマ。押し売り時間を確保するためになるべく忙しくない部活に入れようと画策している。
少し離れてその話を聞いていたが、ひたすら自分に有利になることばかりを言っている。子供の気持ちなど石ころほども尊重していない。
集会に来ている中高生のことも引き合いに出していたが、ツマが息子に「◯◯くんが集会に来てるけどどう見える?」と聞くと、息子が「つかれてる」と答えた。
「そうでしょー、スポーツの部活は疲れるのよ〜。」と、まるでスポーツで疲れるのが悪いことのように誘導する。
エホビアンにとって、集会に行くのは義務で、それを邪魔するものはすべて悪いことなのだろう。
しかし部活をやっているエホビアンの子供さんたちは、やりたいことをやっているのであって、親からの強制ではないだろう。むしろ集会の方が強制で、疲れているように見えるのは、集会が嫌なのだろう。
「子供は親に従うのが当たり前」と刷り込まれているエホビアンの思考では、子供の思いは理解できそうにない。
ツマは1時間以上執拗に息子のそばで自分のエゴを垂れ流す。ぶん殴りたい衝動にかられる。
どうにも我慢できなくなり、息子のそばに行って言った。
「◯◯の好きな部活に入ればいいんだよ。」
自分の親が子供たちをほっぽらかしにしてくれたおかげで、不快な抑圧を感じないで生きてこれた。
そして今、自分の身近にものすごく不快な抑圧を発する存在がいる。紙の威を借りた愚かな親が。