中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

世間は狭い

学生時代の恩師が退官するということで、記念講義を聴きに3月初めに高知に行くことにした。少しまとまった休みが取れたので、関西圏の先輩後輩に声をかけて集まろうという話をしたのが2週間ほど前。

 

2,3日前、マンションのご近所さんに呼び止められ、「あのー、Fさんってご存知ですか?」と尋ねられた。Fさんは職場の委託社員として働いていた方だった。

職場の同僚と結婚した後に旦那さんが京都に転勤になったが、旦那さんとも知り合いだったので年賀状のやりとりは続けていた。

年賀状の整理をしていた時に、自分とご近所さんの住所が同じことに気がついたFさんが、今年の年賀状に自分のことを書いたようなのだ。

 

ご近所さんもうちの職場を時々訪れていたそうで、Fさんとも仕事がきっかけで仲良くされていたそうな。

 

以前もご近所さんと職場で会ってびっくり、という記事を書いたが、またしても職場つながりのご近所さんがいるとは・・・世間は意外に狭い。

 

さて話は変わって2月8日の夕ご飯。

比較的簡単で部屋も暖かくなる鍋に決定。

鍋に使える材料がないかと言ってみた海鮮スーパーで、「ゴッコ」という魚を見つけた。見てくれはグロい。正式名はホテイウオ。

値段も手頃で鍋に向いていると書いてあったので、試しに買ってみた。

 

ボヤージュが帰宅してから鍋の準備を開始した。

アンコウの仲間っぽいこの魚、とにかくクタッとしていて掴みづらい。

f:id:ueninaoji:20190210003811j:plain

ゴッコ 正面から

f:id:ueninaoji:20190210003842j:plain

ボヤージュ ゴッコをつかむ

海鮮スーパーの店員さんから伺ったさばき方に従って、一旦ゆでてみた。

すると、

f:id:ueninaoji:20190210004008j:plain

ゆでた後のゴッコ

身がプクッと膨れてこんな状態に。

さばきやすくなった体に包丁を入れ、食べられる大きさに切り刻んだ。

骨が軟骨だけなので、包丁で切ることもできる。

食べられないと教えられた腹の底にあった吸盤を切り取ろうとすると、刃を入れたところから肝臓がにゅるりと湧き出してくる。お椀一杯ほどにもなる肝臓を容器に入れ、白子をより分け、身を切り刻んで鍋の材料に。

 

内蔵以外はほとんどゼラチン質で、鍋の具には最適。

しかしツマは完全忌避状態、ソースもマロニーと餅にしか手を出さず。

ボヤージュは一口だけ食べてくれたが、感想は「まずい」だそうで。

大人にはぷよぷよの食感がたまらないんだと思うが、お子ちゃまにはまだこのうまさが分からないんだろう。

まあいいのだ。ゴッコはお父ちゃんが明日もあさってもおいしくいただきます。