自分は運がいい
先週末、携帯電話をなくした。
通勤途中に携帯電話でメールチェックをした後、バッグのポケットに入れたつもりが外れていたらしく、道路に落としてしまった模様。
これまでも3回ほど落としたことがあるのだが、毎回届け出があって無事戻ってきている。今回も届け出があるだろう、なんて脳天気にボーとしていたら一週間経ってしまった。
警察に届け出て一週間音沙汰がないということは、あまり期待できない状況、というかほぼ絶望的だろうな、と判断した。
ということで携帯ショップで紛失うんぬんを話し、新機種の購入を相談した。
技術はどんどん進歩していて古いものを使用し続けるのを許してくれない。
auのガラケーも生産終了し、ショップにはほぼ在庫がないらしい。店員さんにはガラホ(スマホ技術を流用した外見はガラケーな携帯電話)を勧められたが、これまでの携帯電話よりも通信料が上がることを知っていたので拒否。
しばらくするとまた店員さんがやってきて、現在入っている保険を適用すれば携帯電話の代替品を支給してくれるとの話。紛失した古い機種は在庫がないため、2015年秋モデルの携帯電話を代替品として支給してくれることになった。
携帯電話を紛失した場合は2000円で代替品を支給してくれる。ICカードの再発行を含めて4000円ほどで新品の携帯電話をいただくことができた。
「それなら新しい携帯が欲しくなったら紛失したとうそをつけば安く新機種が手に入るんだ」というわけではない。ウソがばれたら40000円の違約金を支払わなくてはならない。
アドレス帳のバックアップもちょっと古いやつがあったので、周りに番号を聞きまくらなくては・・・ということはなかった。
今度壊れたら新機種にしようか、なんて思っていたので、けっこういいタイミングだったかもしれない。
さて、それとは関係ないが、今朝通勤中に、前を走っていたバイクのお兄ちゃんのポケットから携帯電話(ガラケー!)がポロリ。
あわてて拾い上げたものの、お兄ちゃんは気づかずに走り去る。
自分もとりあえずお兄ちゃんを追って自転車をとばしたが、バイクのスピードにはかなわず、すぐに見失った。
こちらも携帯を持ったままではどうしようもないので、携帯電話は警察に届け出て・・・でも遅刻するなあ、と思いながら数分走っていると、運良く携帯を落としたお兄ちゃんがバイクを止めて横断歩道を渡ろうとしていた。
「すいません、携帯落としましたよ」
お兄ちゃんの手に戻った年季の入ったガラケー。
携帯を落としてみつからないのを少し残念に思っていたところがあったが、今朝のことでなぜかふっきれた。理由はうまく説明できないが、自分の携帯をなくしたことと他人の携帯を救ったことでプラスマイナスの気分が相殺された、とでもいうことか???
ということで、本日の気分はまあまあ(笑)。