中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

むすこに したがう

4月頭に下の息子の誕生日をプリンで祝った。

上の息子と同じようにケーキをせがまれるかと思ってテンションを上げていたのに拍子抜け。

プリンを手作りする気はまったくなかったので、市販のプリンの素を2箱買ってきて大きなプリンを作ってあげた。

 

さて、下の息子、最近魚に異常な興味を示している。

スーパーの鮮魚コーナーで捌いていない魚を見て

「とーちゃんこれ食べたい」

と言い出す。

これがサンマならそのまま焼けばいいので問題ないのだが、

その日は「イシモチ」の札の下にある魚を指差して

「これ食べたいー」と言い出した。

食べ方が分からないので鮮魚コーナーにいた店員さんに聞くと「塩焼きにするといいよ」と言われたので、それならと思い、店員さんに捌いてもらおうと魚を差し出した。

ところが息子

「そのまま持って帰る!」と言い出すではないか。

息子にとっては魚を「食べる」ことだけが目的ではなく、魚をそのまま持ち帰って鑑賞することも目的だったのだ・・・

捌くのもなんとかなるだろうという楽天主義も手伝って、そのまま持ち帰ることにした。

 

ということで三枚おろしに。

やり方はだいたい分かっているつもりだったが、いざやってみるとけっこう難しい。

人間でいう肋骨部分の骨を切るのにかなり手間取り、あまりきれいな切り身にはできなかった。

それでも息子は「おいしい!」と言って食べてくれた。

その言葉を聞けただけで報われた。

 

正直いって、自分が子供の頃に食べた魚といえば、カレイの煮付けかサバの味噌煮か、種類の分からない魚(全体が赤い切り身)のみりん漬けくらいだった。

下の息子がせがまなければイシモチなど一生食べる機会はなかっただろう。

 

そんなことでこれまでにイシモチ・イサキ・トビウオなどを食べてみた。

それなりにおいしいと思ったが、改めてアジの実力(うまさ)を思い知った。

 

先ほど挙げた魚は確かにおいしい。でもやたらにうまい、というほどではない。

アジはありふれているが、比較してみると他の魚より味わいがあるのだ。脂が乗っていると言ってもよい。

 

まあそんな経験をできたのも下の息子の好奇心からだ。

息子のおかげで新しい体験ができた。

 

エホビアンの皆様、「親に従う」なんて紙の言葉を振りかざすばかりでなく、時には子供に従ってみた方がいいかもしれませんよ。大人には想像できなかったことが体験できるかもしれないんですから。

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この前の休みには遊園地の釣り堀でニジマス釣りをした。

もちろんその日の夕ご飯はお魚でした。

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