中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

短絡

草加市で高校1年生男子が、同じ高校の女子生徒と交際相手の男性を刺し、男性が死亡するという事件が起きた。

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男女関係のトラブルのようだが、彼女を誰かに取られたからといって元彼女と相手の男性を刺す、という短絡的な思考(思考とも呼べないかもしれない)が信じられない。

恋は盲目というが、周りが見えないどころか自分のことしか見ていない。人を刺すことで何が発生するか、刺された相手がどうなるか、自分はどう扱われるのか、相手を刺殺したら元彼女が自分の元に戻ってくるのか、もろもろの想像がまったく働かなかったのか。

16年ほどの人生で、彼女だけが生きがいで、彼女なしの人生は考えられない、彼女を他の人に取られるくらいなら殺したほうがマシだ・・・ってんなら年齢の割に視野が狭すぎる。

 

自分も相手に振られてばかりで、つき合った女性の数など片手に余る程度。振られた数は手足の指を足しても足りない。それでも振られた相手を殺そうと思うことはなかった。彼女に振られても腹は減るし太陽は照る。時間の流れもまったく変わらない。

 

他に楽しいことはなかったのかな。

 

様々なものごとにそれなりの選択肢があるはずなのに、その選択肢が見えないがために最善の選択肢を取れないことがある。最善とはいわないまでも、次善策を取れるくらいになりたいものだ。

 

どこぞの宗教団体は、一般社会での人生経験を極力抑えて、信者やその子供を団体に有利な選択肢しか見えない(選べない)ように仕立てあげようとする。

 

たくさんの選択肢が見える人間になるように、可能な限りいろいろなことを経験させてやりたい。限りなく邪魔は入るけれど。

 

最近下の息子に甘い自分。はやりのハンドスピナーを即決で注文してしまった・・・

そろそろ運動会の季節。
かけっこのご褒美にしてもよかったと後悔してももう遅い。