女性にはめられる枷、男にかけられるハシゴ
仕事が終わって自宅に到着したのは23時前。
同級生のお母さんが自転車で出かけようとしていた。
こんな夜遅くにそんなわけはないと思いながら「(息子さんの)お迎えですか」と尋ねると、「いえー、これからちょっと、仕事に・・・」と恥ずかしそうに答えた。
うちと同じで2人の子供を持つお母さん。上下の子供はどちらもうちと同級生なため、比較的交流の多い相手だ(ツマはもちろん必要最低限の関わりしか持たないが)。
下の子が小学校に上がったため昼間働きたいのだが、体が弱くて時々お休みするので、旦那さんが帰宅してから夜中に仕事をし、朝子供を見送ってから寝る、ということまで話してくれた。
どうぞお体を壊さぬよう、ご無理なさらぬよう。と思いながら、必要なことだから無理するんだろ!自分に突っ込む。
昨年末に東京医科大学の入学試験に不正が発覚した後、他の医療系大学でも相次いで不正が明らかになった。順天堂大では、男性受験生の合格ラインを女性受験生よりも低くしていたという。
なんかね・・・世間では人材不足、医師も絶望的に不足している状況。それなのに能力の高い女性を不合格ってえのはどうなってんの。
理由は明らか。男性が女性に恐れを抱いているから。放っておけば女性優位の社会になることを、社会のトップに君臨している多くの男が恐れているんだろう。
30年前のことを書く。
入学した学科は、クラスの2/3が女性だった。少なくとも受験の結果を評価した方々は、男に余計なゲタを履かせたりはしていなかったに違いない。
女性のパワーは恐るべきもので、4年間圧倒されっぱなしだった。
小学校のボランティア活動にも時々参加するが、お母さま方の手際のよさや気遣いは自分には真似できない。結婚前はどんなお仕事をしていたのか尋ねたくなる。
そんな能力を持った方々が(もちろんそれなりの報酬を受けて)社会に貢献できたら非常にメリットになるはずなのに、そいつを邪魔する男ども(自分も含めて)。
赤ちゃんを連れて議会に出席した女性議員が非難され、飴をなめていた女性議員が非難されている一方で、さんざん暴言失言を繰り返している、総理のごく近くにいるおじいさん大臣はそれほど批判されている感がない。
「女性だから許されない」「男だから多目に見てやろう」という気持ちが男の中に多数う存在してるのではなかろうか。特にTV新聞雑誌は影響力が大きい分余計に目立つ。
人手不足の日本なんだから、妙な固定観念に縛られずにいきたいもんだ。
さて、先日ソースが誕生日を迎えたので、休日にケーキを焼いた。
良心市で大きないちごが売っていたので購入。後で行ったスーパーのいちごよりも大きくて新鮮!
ようやくハンドミキサーを購入。バレンタインの影響で商品の在庫がなかったので、頼み込んで展示品を売ってもらう。
いやー楽ちん楽ちん!
生クリームはボヤージュが塗ってくれた。
完成!
てなわけでおやつの時間においしくいただきました。
ツマに「ソースのバースデーケーキを焼いたからどうぞ」と言ったら部屋に引っ込んで出てこない。
(余計な)気を利かせたボヤージュが、切り分けたケーキをツマの部屋に持っていった。
後で「おいしかった」と感想を述べたが、「誕生日ケーキだからね」と返した。
中東書紀にお菓子の記載がないのにお菓子を食べるのは霊的ではないのじゃあないかい? とイジワルなオットは若くない人に尋ねたくなるのだよ・・・