中東書記(聖書と呼ばれる書き物)を読まない男、紙様にぼやく

本、新聞などの記事について もごもごと感想を書きつつ、どこぞのカルト宗教に取り込まれてしまった方々についてぼやいております。

本(TV番組)の紹介

戦場のメリークリスマス

坂本龍一氏が亡くなった。 様々な活動をされている方で、その影響も大きかったのに誠に残念。 TVの報道で何度も流れていた「戦場のメリークリスマス」。 当時中学生だった自分は、少しづつ市場に出回り始めたパーソナルコンピューターの虜となっており、電気…

ソースの高校受験

上の息子(ソース)、なんとか高校生になれそうだ。 昨年の夏くらいから、志望校をどうするか考え始めたソース。 そこに農業高校や工業高校のパンフレットを持ってきて「ここいいよねー」とあからさまに誘導しようとするあいつ。この先の進学を妨げるための一…

「ロゴス・クラッシャー」

読んでいた本の中に出てきた言葉がそのタイトル。 www.hanmoto.com 自分は「生きることに意味を求めなくていい」という考えにとりあえず落ち着いて、精神的には比較的安定した状態でいたつもりだった。 図書館のカウンターで目にして、どんなことが書いてあ…

居場所

仕事の日はいつも、下の息子(ボヤージュ)が「今日何時に(家を)出る?」「何時に帰ってくる?」と聞いてくる。 最初はツマに報告するために聞いているのかと思っていい気はしていなかったが、最近そうではないのかも、と感じてきた。 帰りが遅くなると告げる…

「限りある時間の使い方」

現場があまり忙しくない日々が続いているため、けっこう本を読む時間が作れる。 そんな中で新聞のレビューで興味を持って読んでみた本がそのタイトル。 www.amazon.co.jp 時間管理術の本ではなく、むしろ断捨離に近いイメージだ。 やるべきこと、やりたいこ…

めくり遭い

少し長い勤務明けの休みに図書館へ寄ってみた。 予約している本はしばらく手元に届かないようなので、新着コーナーをながめるとピンとくる本があったので借りてみた。 その内の1冊は複数の著者による短編集なのだけど、面白い作品がちりばめられていて気に入…

「流浪の月」

このところ図書館で予約した本が立て続けに届いたため、時間のある時に一気に読んでいる。 この前のお休みに一気読みしたのがタイトルの本。 www.tsogen.co.jp 映画のレビューだったか、本の紹介だったかは忘れてしまったが、興味を惹かれた。 何も悪くない…

「クローディアの秘密」を読む

さて、今度こそと目的の本を借りて読んでみた。 www.ehonnavi.net 小学生の姉と弟が家出をする話。 でも家出先は意外な場所で、姉弟はそこで見つけた謎を解くべく行動する。 タイトルにある「秘密」は、家出をしたことを秘密にする、という意味かと最初思っ…

児童文学と侮るなかれ

フォローしているブログで紹介されていた本が気になって、図書館に行った。 図書館に出かける前まではその本の名前を憶えていたのに、到着した時にはその本の題名を忘れていた。女の子の名前で、末尾が「秘密」だったことは分かるのだが。 しょうがないので…

「カーテンコール」を読む

朝日新聞のレビュー欄だったか、どなたかのブログで紹介されていたか、図書館に貸出依頼をしてから届くまでに時間がかかっているので忘れてしまった。 www.shinchosha.co.jp 閉校になる女子大学で、単位が取得できずに卒業できない数人を寮に集めて特別補講…

「宗教国家アメリカのふしぎな論理」を読む

「反知性主義」について書かれている本を図書館で検索していたら、候補の中に「宗教」という言葉が含まれていたので借りてみた。 https://www.amazon.co.jp/シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ-宗教国家アメリカのふしぎな論理-NHK出版新書-森本-…

自分の話をしないツマ

時々拝読しているブログにこんな記事が掲載されていた。 fujipon.hatenadiary.com マルチもカルト宗教も同じ穴のムジナだということがよく分かる。 うちの家の状況がかなりこれに近いからだ。 他の人からするとなんでもないことが、ある人にとってはどうしよ…

「春にして君を離れ」を読む

ブログだったか新聞のレビューだったか、書評に興味を持ったので借りてみた。 春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) | アガサ・クリスティー, 中村 妙子 |本 | 通販 | Amazon アガサ・クリスティーといえば推理小説で有名だが、そうではないジ…

「天使にリクエストを」

観ようとしたきっかけはただ、地元の名前がキーワードに出ていたから・・・だった。 しかしいざ視聴してみると、ずいぶん豪華なキャスト。 江口洋介・上白石萌歌・志尊淳・倍賞美津子って、昭和平成令和をまたぐブロードキャストかも。 www.nhk.or.jp ごく簡…

『あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』を読む

たまたま新聞のレビューで目にして借りた本。 www.amazon.co.jp 読んでみて、著者の森山さんは言葉、もう少し詳しく書けば「言葉の定義」を大切にしている方だなあと感じた。 言葉って考えなしに使っていると、自分の思っていることが相手に伝わらないどころ…

「死ねばいいのに」

タイトルを見ただけでびびくってしまった方がいらしたら申し訳ない。 いつもなら「『・・・』を読む」と書くところをわざと書かないでおいたのだ。 けっこう前に出版された作品で、新聞に広告が載っていたのを見てからずっと、機会があれば読みたいなあと思…

コロナウイルスによる社会の退化・進化?

新聞でもTVでも新型コロナウイルスに関する報道ばかりで、東京オリンピック2020の開催について何も報道しなくなった。来年7月開催予定だというが、開催前に観客を受け入れるホテルが倒産している可能性もあるし、観戦後の食事を取る場所が不足する可能性だっ…

バチェラー・ジャパン

小学校が休校になったため、息子たちはほぼ毎日家でゴロゴロしている。 ソースは1日3時間と決めた使用時間をほとんど守っていないようで、常にスマホとにらめっこ。 朝7時から触り始め、昼前に買い物から帰ってきてもまだ触っている。 「もう3時間使ったよね…

「AIに負けない子供を育てる」を読む

新聞でのレビューに興味を持って借りてみたのがこの本。 AIに負けない子供を育てる 著者はまず、AIというものに多くの人達が過大な期待や恐れを持ちすぎている、と説く。 雑な表現をすれば、計算機(コンピュータ)には、人間の脳の能力を超えることはできない…

「カルト宗教・・・」読みました。

「カルト宗教やめました。」 読みました。 前作「カルト宗教信じてました。」後のたもさん一家の「解毒(笑)」の話、とでも表現したらいいのだろうか。 読んでいない方が泣いてしまうので詳しいことは書かないが、ちょっとだけ感想を。 たもさん画力アーップ…

楽園はあなた(JW)のすぐそばにある???

年末年始に忙しくて(大嘘)撮り貯めていた番組をいくつか観た。 大好きな「ねほりんぱほりん」ではこんなネタが。 www.nhk-ondemand.jp バ美肉なんて単語をその時初めて知った。 「バーチャル美少女受肉おじさん」の略なのか? バーチャル世界で現実の自分と…

「世にも美しき数学者たちの日常」を読む

師走にも関わらずけっこう休みが取れている。年賀状のデザインが何も思いつかないまま、「にゃんこ大戦争(ネットゲーム)」と図書館から届く本にばかり逃避する今日このごろ。 さて、本日紹介するのは https://www.amazon.co.jp/世にも美しき数学者たちの日常…

「逆説の世界史2『一神教のタブーと民族差別』」を読む

新聞の書籍紹介のページに書いてあった「一神教」にピキーン!ときて借りたのがこの本。 https://www.amazon.co.jp/逆説の世界史-2-一神教のタブーと民族差別-井沢-元彦/dp/4093884676 ユダヤ教やイスラム教、そしてキリスト教は、旧約聖書を経典にしている…

「人体 なんでそうなった?」を読む

自身が人間だからなのかもしれないが、人間って見事な作られてるなあ、と思う時がある。それを「紙様がそう創られた」と言う輩はほうきで隅に掃いておいて。 「人体 なんでそうなった?」 今まで何を思うことなくご飯を食べてきたけれど、人間がなんで色々な…

「銀河英雄伝説」と現代社会

朝日新聞11月4日(金)の朝刊に「銀英伝が問う 民主主義」という記事が載っていた。 www.asahi.com 1980年代に刊行されたものだが、自分も10年ほど前にふと読み始めて相当はまっていた時期があった。図書館で借りて一度読むだけでは満足できず、しばらく間を置…

「世にも奇妙な人体実験の歴史」を読む

今回読んだのはこれ。 「世にも奇妙な人体実験の歴史」 「はじめに」が「マッドサイエンティストの世界へようこそ」というタイトル。 各章のタイトルをいくつか抜粋すると、 ・淋病と梅毒の両方にかかってしまった医師 ・メインディッシュは野獣の死骸 ・サ…

「西遊記」を読む

はてなブログにはリンクを貼っていなかったので、こちらにも貼っておく。 guardian-deity.itigo.jp さて、少し前に「水滸伝」に関する本を読んだ中で「西遊記」のことも書いてあった。 そういえば、西遊記って本は読んだことがなかった。 堺正章主演のドラマ…

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読む

ここのところブックサーフィンの波は新聞から得ている。 書評で興味が湧いて借りたのがタイトルの本。 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 英国に在住の日本人女性が、現地の中学に入学した息子の言動を書いたものだ。 息子さんのまばゆいほどに育…

演劇「骨と十字架」を観る

地平の彼方に何かがみえる。 だが「近づくと神の罰が下る」と誰かが言う。 大部分の人はその言葉を鵜呑みにして近づかない。 けれど、「どこまで近づいたら神罰が下るだろう」と考え、ジリジリと歩んでいく者がいる。 今回観た芝居はそんな方を題材にしたも…

「人は、信じたいものを信じる」ようにできている、そうな

NHK連続テレビ小説「なつぞら」第93話で、主人公のなつが北海道の家で一緒に生活していた同い年の夕見子のことをマダムに「私の姉妹です」と紹介していて拒否反応が出そうになったうえになおじです。 twitter.com 他にどういう紹介方法があったか思いつかな…